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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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逝ってしまった彼の声

先週の金曜日の深夜。
酔って何気なくかけた電話。
先日亡くなった友人の名が携帯のアドレス帳を眺めるうち目にとまり、
コールボタンを押してしまった。
使われていません!というメッセージが流れるとばかり思っていたのに、
耳に聞こえてきたのは、彼の肉声の留守番メッセージ。
いつものラフな彼の言い回し。
「よろしく~!」という言葉に誘われ、伝言を入れてしまった。
「いつ夢に出てきてくれるのかな・・・」
オフボタンを押して電話を切った後、後悔したのはいうまでもない。
決して彼には届かないのに。
いくら待ってもコールバックはないのに。
酔っていたとはいえ、まだまだ現実を受け止めきれていない自分が
妙にかわいそうで、情けなくて。
もう聞けないはずの声が聞けたことが、逆に切なくて。
ひとりさめざめと泣いた。

削除できない彼の名前。
必要がないのに、消すこともできない。
いやおそらく、いつまでも
二度とかける事のないその番号は
私の携帯に残りつづける。

それでいい。
そうしておきたい。
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