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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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「薄ら」という言葉について

薄ら寒い。天気も怪しげ。もうこのまま入梅してしまうのか・・・って、最近このネタばっかり。
この「薄ら」って最近の人はあまり使わなくはないか。
他にも私が多用している「てんやわんや」や「とんちんかん」など「古い!」なんていわれてしまう言葉は今日のところは置いといて、この極めてありふれた「薄ら」という言葉がほとんど死語と化しているような気がする。
「うっすら」は「氷が張る」とか「霞んで見える」などとよく使われるのに、「薄ら」はどうした。どこへ行ってしまうのか。
だいたいが「薄らぼけ」とか「薄ら馬鹿」「薄らトンカチ」など、ろくな使い方をされていないじゃないか。「薄ら寒い」だって、決してイイ感じの時には使われない。モチベーション低下の理由に使われるのがせいぜい。
「今日はなんだか薄ら寒くてずっと家にいた」なんて感じに。
「ちょっぴり」感を表現するには、ほかに「ほのかに」なんて言葉があるけれど、こちらは「薄ら」とは対照的に好感を伴った表現にばかり使われる。「のほかに香る梅の香り」とか。
かわいそうな「薄ら」である。

本来「薄い」という言葉自体にはあまりいい意味はなかったのだろうか。
髪が薄い、血の気が薄い、オーラが薄い、財布が薄い(はっ?)、胸板が薄い、利が薄い、・・・確かにマイナスなモチーフばかりが浮かんでしまう。
軽薄短少が最先端なのに、古くから使われている「薄ら」はちょっと浮かばれない感じ。

そんなわけで、マジで今日は薄ら寒い一日。
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