FC2ブログ

なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

>> EDIT

危機的ニッポン文化

ルイ・ヴィトンのモノグラムキャンパスは、パリの万国博覧会をきっかけに大流行していたジャポニズムの影響を強く受けて、日本の家紋をモチーフにして作られたし、フランス料理の一連のマナーは、日本の美しい禅の作法をみたフランス人がそれを真似て作ったものらしい。

諸外国に比べて、歴史や伝統やもっと身近な躾でさえも、親から子にまともに伝わらなくなっている日本。いったいなんでなんだろうと、ちょくちょく思うことがある。
銀山温泉の旅館の女将や、小布施の造り酒屋など、日本の文化に惚れ込んだ外国人が、現代の日本人に代わって、古き良きものを暖めつつ次の世代に伝える活動をしている。なんともお恥ずかしい限りである。

戦後の高度成長期に、何しろ新しさと利便性だけを追求した産業で成り上がってきた日本は、とんでもない忘れ物をしてきてしまったのかもしれない。そしてもう、培われてきた日本文化を日々の暮らしの中で次に伝えることのできる人はほとんどいない。伝統工芸の若い担い手がいないのも、工芸品のニーズがないことが一番の原因。その素晴らしさ、大切さに接する機会がない限り、必要だとも思わない。

海外ではいくつものブランドが長い歴史を誇り、ものづくりの伝統を今に受け継いでいる。
そのブランドアイテムを世界一消費している日本が、自国の伝統文化にあまりに無頓着だというのは、なんとも嘆かわしい。
もっとも、海外ブランド商品をその企業の歴史やスピリッツまでをも含めて愛している日本人なんて、ブランド品を買いあさる連中の中にはほとんどいないはずだけど。

何がどうしたというわけじゃないんだけど、この先のこの国のなりゆきが、なにしろ心配になっている。それは高齢・少子化や景気低迷といったことよりも、若者の人格やトレンドや食品などといったもっと身近な部分に強く感じてしまうのである。
関連記事

| 未分類 | 20:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント:

TRACKBACK URL

http://naoneok.blog.fc2.com/tb.php/516-9463da53

TRACKBACK

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>