なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

>> EDIT

リオ五輪と部活回想

東京五輪には未だ反対だが、
五輪自体は大好きだ。

今週末で終わりだけれど、
卓球バドミントンが終わったところで
ワタシとの縁を書いてみよう。


この2種目を取り上げる理由。
それはかつてこの2競技で私も若い汗を流したからだ。

卓球は中学で、バドミントンは高校で
それぞれ部活活動をしていた。

中学に上がったとき、父のススメで卓球を始め、
札幌では中体連で団体優勝。
動機も活動も極めて真面目だった。

バドミントンに鞍替えしたのは
高校の合格発表の日に見初めたイケメンが
バレー部だったので、
同じ体育館で練習できる部を厳選したわけ。
3年で一気に不埒なJKになった。

女子バレー部にしなかったのは、
3年生が底意地が悪くしごきっぷりが悪質だと
もっぱらの噂だったから。


札幌では、卓球のラケットをヘラと呼んでいた。
福岡ですでに1年間卓球部にいたし、
2年生で転校して入部した途端ラケットを“ヘラ”に
言い換えるのはさすがのワタシもキツかった。

2年のうちに迎合したかどうかは覚えないが、
頻繁に太ももがつる弱点を持つエース松木さんと
すぐに意気投合して、充実した部活生活だった。

私のラケットは片面使いの四角で、
すなわちペンホルダーグリップ派。
グリップの角を自分の握り具合に合わせて削ってた。
気がつけばもうペンホルダーグリップの選手はみかけない。
カットに対しての対応が難しいからだろうか。
当時はむしろシェイクハンドはごく少数派で
中でもカットマンは他校にたまにいるくらいで
そして連中は滅法強かった。

卓球台は黒板の色に似たドドメ色しかなくて
ユニフォームは白以外の
しかし紺とか真緑とかちょっと墨が入った赤とか
そんな色だけだった。

昨今の卓球選手が口にする“さぁっ!”は当時もあった。
でもそれは点を入れた時のガッツポーズ代わりじゃなく、
構えるときの気合い入れだった。
前傾になりラケットを構えて相手を睨み、
かかってこんかい!と言わんばかりに
“さぁっ!”と言うのだった。

ー球がよく見えるよね。

今回の卓球競技を観戦したヒトがよく言ってくるのを聞く。
中学レベルの、しかも札幌市内でちまちまやってる範疇では
速さも知れているが、
球を追うのはあくまで本能的なもので
球の回転が前進なのか後進なのかなんてことは
アノ頃は打ってみるまでわからなかったし、
強烈な回転をかけられる選手もいなかった。

だからトップクラスの選手の動体視力にはあんぐりする。
しかも下手な返し方をすれば攻められるから、
見極めてかつ自分に有利に返ってくる、
あるいは決定球になるように返球するのだもの。
卓球選手の運動スキルはすばらしい。
伊藤美誠の練習風景を観てるだけでため息がでちゃう。



不埒な理由で始めたバドミントンは、
前後左右に動きながら行なう素振りのせいで
練習上がりには毎日脹ら脛がパンパンだった。
中学にあがったころまではほっそりしていた脚に
今となっては憎き筋肉が瞬く間についていった。

自分のコートのから相手のコートのエンドラインまで
高く打つ球をハイクリアというが、
これが打てるようにならないとお話にならない。
にもかかわらずワタシはこれがヘタクソで
相手を奥まで下がらせることができず
ピンチを切り抜けられずチャンスも作れなかった。

水鳥の羽でできたシャトルは実は恐ろしく飛ばない。
飛んで来たシャトルの下に入ってカラダを捻り
バネを利用して腰、肩、腕、手首を使って
頭よりもやや前の位置でミートさせて体重を前にかけて
スイングしないと高く遠くへ飛ばないのだ。

頭ではわかっちゃいるけどできない。
多くのスポーツでドツボにハマるこのパターンに
長いあいだ苛まれていた記憶が強い。
ドロップショットやネット際のヘアピンはそこそこできたけれど、
ハイクリアだけは最後まで納得のいくショットが打てなかった。
2年の秋にハイクリアを打つと時折右肩が痛くなったころから
練習に身が入らなくなってって、2年の終わりに名古屋への
転校が決まったときは、もうバドをやらなくて済むと思って
少しほっとしたのだった。

その証拠に、名古屋で転入した女子校では
再び卓球部に入って卒業までを過ごした。

ちなみにバドミントンシャトルは放たれた直後は
300kmを超えるスピードが出ることもある。
羽が抵抗となってすぐに減速するのだけれど、
当時混合ダブルスの練習中に男子が打ったスマッシュを
前衛でオデコに受けて見事なタンコブができたこともあった。



ー意地が悪くないとバドミントンはうまくならないよ。

球技はどれもそうだろうが、
コートの空いているところへ、カラダの真ん中を狙って、
前後左右にゆさぶって、強く、時に柔らかく変化を付けて、
打つ、返すのがバドミントン

ーどうすれば相手が困るかいつも考えなさい。

先輩にこてんぱんに叩きのめされた後、
何度もそう言われてた。
顔もカラダもちっちゃっくて、
10kmなんか軽く走っちゃうくせに脚がとってもキレイで
他校の選手からも一目置かれるくらいに強くて
頭もいいと噂の先輩。
名前は忘れたけれど、顔だけは30数年経ったいまでも
ありありと思い出せる。

あの先輩もどこか小憎らしかったけれど、
五輪選手たちも相当底意地悪いはずだ。
今回も、そんな思いで見ていた。

メダルを首にかけた清々しい表情をみると
そんな思いは吹っ飛んでしまうんだけど。


温泉やボーリング場にいけばできる卓球とちがって
初心者でも楽しめるバドミントンは
必要以上に飛ぶプラスチックの羽で
戯れる程度でしかない。

風の影響を受けることもあって競施設自体が少なくて
なかなか競技人口が伸びないんだろうけど、
もっと気軽に楽しめて基礎を学べる施設が増えて欲しい。



男女卓球、女子バドミントン。
いずれもメダル確定の試合は涙腺ゆるゆるだった。


久しぶりにやりたくなった。
とてもとてもやりたくなった。
そのできなさ加減に激しく凹むとしても。
関連記事

| 私って | 21:13 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

30回素振りで筋肉痛の予感。

ドイツのシャン・シャオナがペン派でしたね。
兄が卓球部だったので、いろいろ削ってるのを見てました^^

>意地が悪くないとバドミントンはうまくならない

御意。
母に勝てない私は母の意地の悪さを痛感してオトナになりました(笑)。
木枠は重かったですよね。
そしてバドのクセが出てテニスができなくなると言う^^;;;

| mani | 2016/08/19 21:31 | URL | >> EDIT

Re: 30回素振りで筋肉痛の予感。

maniさん

そーだー。
母上は現役でプレイされているんだった。
兄上までバドメンだったのね。www

> 母に勝てない私は母の意地の悪さを痛感してオトナになりました(笑)。
あははっ、そこで納得かーぃ∈(*´◇`*)∋

> 木枠は重かったですよね。
重かった。
カーボンを持った時のあの感動といったら…。

> そしてバドのクセが出てテニスができなくなると言う^^;;;
そうそう、手首壊す。
腕全体を動かせ言われてもね。TT

| なおネィ | 2016/08/22 13:41 | URL |















非公開コメント:

TRACKBACK URL

http://naoneok.blog.fc2.com/tb.php/4306-7eaff7e3

TRACKBACK

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>