なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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アナタがいい

親友やらカップルやら夫婦やら、男女の関係はいろいろあるけど、
相手をどう呼ぶかが気になるのは日本語ならではなのかも。

名前や愛称で呼ばない場合、どんなふうに呼んでる…?


かつて17歳で名古屋に移り住んだとき、
ちょっと憧れてた大学生から「アンタ」と呼ばれるのが
いつもちょっぴりイヤだった。

一方的に惚れていたのでちろん文句など言えるはずもなく、
逢って愛車のワーゲンに乗せてもらえるだけで
心躍ったんだけど、なぜ「キミ」とか「アナタ」じゃなく
「アンタ」と呼ぶのだこの人はとずっと思ってた。

でも後にして思えば、名古屋では男女とも「アンタ」がスタンダード。
それも関東の「アンタ」とは少し違っていて
「ア」にアクセントはおかず、ほぼ棒読みの「アンタ」だ。


彼氏や旦那に「アンタ」と呼ばれるのは、後にも先にもこの
名古屋のワーゲン男子が唯一。
私を「オマエ」と呼んだ男子も、よほどのケンカの時と父親以外、
ほとんどない。
ないと言い切ってもいいくらいだ。

なぜだか10代の頃から、付き合う人にはいつも「アナタ」と
呼ばれてた。
だからというわけじゃないけれど、
ワタシも相手を「アナタ」と呼ぶのが心地いいし自然だ。
頭に血が上った時と冗談で言う以外、「アンタ」とは言わない。


先日、若者と熟年男性が口論している電車に乗り合わせた。
熟年は若者に「オメー」といい、
若者は熟年に「アナタ」と言っていた。
年配者に対する気配り云々じゃない。
こういうときに、使い慣れない言葉などまず出ない。

きっとこの若者は大切な人を「オマエ」じゃなく
「アナタ」と呼んでいるだろうなと勝手に思い、
熟年はカミサンを「オマエ」か、もっとヒドい言い方で
呼んでいるんだろうなと、やっぱり勝手に思った。
しかも言い合いしている内容は誰が聞いても
若者の言い分の方が正当で、熟年は傲慢だった。

親でも子でもアカの他人でも“you”で済んでしまう英語に比べて
なんと言葉のバリエーションの多いことか、日本語は。

でも言葉ひとつでその人間関係や人柄までが滲み出るから
言葉選びがより大切で、そして情緒が伴うのだとも思う。

「アンタ」でもぜんぜん気にならない人がいれば、
「アナタ」と言われただけでちょっとシアワセに思う人もいる。

でもワタシはシワクチャのオバーちゃんになっても
やっぱり「アナタ」がいいな。
そしてもちろん「アナタ」と言っていたい。

言われたくない言葉は相手にも使わない。
自分がして欲しいことをしてあげたい、
そう思う人でいたい。





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COMMENT

あんた

アンタより好きになれる男なんておらへん、なんて大阪弁で女の子が言うてくれるとそれはそれは良いものなんですよ

| うっちー | 2014/06/05 16:23 | URL |

おめー テメー の類いは江戸っ子の下町言葉と思っておりました
恥ずかしながらごく親しい人には「オメーなー」と行ってしまう
オヤジが江戸っ子の私です

でも言葉は丁寧で悪い事は一つもないよね

| BLACK | 2014/06/05 20:22 | URL |

Re: あんた

あ。
そんなことを言われたってことでもあるのね。
ごっそーさーん。^_^;

| なおネィ | 2014/06/05 21:50 | URL |

Re:

オメーなぁとか、オメーはよぉって
可愛がってもらうのはアリかも。www

お互いが心地よければそれが一番ですね。

| なおネィ | 2014/06/05 21:52 | URL |

アナタがいい

その人の歳や生活状況でも呼び方が変わるよに思います。
若いカップルや結婚して二人暮らしの時代は、お互い下の名前で呼んだりします。←私の場合。子供ができると呼び方が変わり、子供が独立したり孫ができると、また呼び方が変わる。
自分は子供できる前に離婚しましたので、今だに下の名前で呼んでしまう若い時代のまま今になってる感じです。(笑)

言われてみれば英語の方が楽だなーとも思いますわ。

| バンバン75 | 2014/06/05 22:43 | URL | >> EDIT

Re: アナタがいい

子どもが独立して再びふたりになったら
また「アナタ」に戻るパターン、よくみますよね。

お互いが気持ちよければそれでいいんだけど、
ハタから「なんだそれ」と思われるのはイヤかな。^^;

> 自分は子供できる前に離婚しましたので、
そうだったんですかー。
ワタシと同じですね(笑)

うちはママと呼ぶと、
うちにはママはいない!というへそ曲がりな母親だったから
ワタシもおかあさんと呼ばせてたと思うな。

…なんてことはどうでもいいかっ。^^;

| なおネィ | 2014/06/06 10:16 | URL |

アナタのバラード

名古屋時代の棒読みの「アンタ」は、親愛度のかなり高い
「キミ」とほぼ同義だったんだろうなーと、
名古屋弁に囲まれて暮らす私は察します。
考えてみれば西と東と、そして世代によっても
「アンタ」の持つニュアンスは微妙に違うんでしょうね。

それでも近しい人との間には、お互いが好ましく感じる言葉を向け合いたい。
自分はそうできているかと、考えます。

と、あまりの素敵な記事に久々のコメントでした(笑)
ご無沙汰ですけど記事は欠かさず読んでますよん。

| YASH | 2014/06/08 23:11 | URL |

Re: アナタのバラード

YASHさん すっかりご無沙汰してます

> 名古屋時代の棒読みの「アンタ」は、親愛度のかなり高い
ふふふっ、ですよねー。
確かに地方によってもいろいろ…。
福岡はケンカになると「キサマ」ですからねぇ(物騒)

> それでも近しい人との間には、お互いが好ましく感じる言葉を向け合いたい。
> 自分はそうできているかと、考えます。
名前で呼ぶことを恥ずかしがる男性もいるんですよね。
ワタシに問題があるのかなんてことも思ったりして ^^;

> と、あまりの素敵な記事に久々のコメントでした(笑)
> ご無沙汰ですけど記事は欠かさず読んでますよん。
あひゃ。ありがとですー。
すっかり間が空くようになったけど、
逆にやめようとかもう潮時とか、思わなくなっちゃった。へへ。

| なおネィ | 2014/06/09 13:25 | URL |















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