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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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福岡弁と北海道弁と名古屋弁の違い

私は福岡の出身だ。
今の実家は北九州に程近い宗像郡にあるけれど、生れ落ちて中学2年で札幌に引っ越すまではずっと福岡市内で暮らしていた。
片言で話し始めて以来12年ほどは、福岡弁(博多弁とは気持違う。博多弁のほうがもっと気風がいいのだ)一点張りの生活だったわけだ。
そもそもの抜群な順応性ゆえか否かは定かじゃないが、三つ子の魂に刻まれているはずの福岡弁も、札幌の牧歌的なイントネーションの影響力の前ではひとたまりもなく、引っ越していくらもしないうちに道産子に負けない北海道弁会話が普通にできた。学校で北海道弁にまみれ、それをそのまま家に持ち込む私に、母は「いつも標準語を使いなさい」と呆れ半分いってはいたが…。
「北の国から」に代表される北海道を舞台にしたドラマや映画の影響で、北海道弁のイメージは広く日本中に浸透している。東北や九州の言葉にくらべ、語尾にかけてのイントネーションに特長がある程度のわかりやすさのせいかもしれない。
北海道弁は男女問わず「~かい?」を多用する。商店街の八百屋の店先なんかでも、「じゃがいも持ってかないかい?」とか「これかい?こっちにするかい?」なんて具合に。
福岡から引っ越したばかりのころ、母に付き合って買い物に出かけた父は、その馴れ馴れしい(慣れないとそう感じるわけで)「~かい?」遣いに腹を立てたことがあったっけ。今となっては笑い話だけど。
で、札幌で4年間、すっかり北の人になっていた私は、城で持ってた尾張名古屋へと引っ越すのだ。
名古屋弁といえば、折りしも「利家とまつ」で毎週耳にすることはできるわけだが、一般的にいわれる「みゃー」は、現在ではお年より言葉といわれている。若い人は「みゃー」よりは「きゃー」とか「りゃー」が主流。「えびふりゃー」といっていた記憶はないけれど。

前置きが長くなってしまったけれど、実は昨日相方と話していて、
「明日の朝は洗濯ばせないかんけん」となぜか無意識に口走ってしまったのだ。
手を叩いて爆笑した相方は、携帯のメモ帳にメモしていた。
思うに、最近時々何かのハズミでポロっと福岡弁が口をついて出てしまうことがある。相手は冗談だと思っている場合がほとんどなのだが、自分では「はて?」な感じ。なんで今さら?なのである。赤ちゃん帰りの兆候だったらどうしよう。そこまでボケが進んだか。

都合日本の代表的方言を3つも使いこなせる私は、場合によっちゃあ器用といわれておかしくない。大阪生まれの人は、どこへ行こうと死ぬまで大阪弁を基本とするくらいだし。
てなわけで、3つの方言のあからさまな違いをちょっと紹介しちゃおうかな。
方言っていうのはそのお国柄が強く表れると思うんだが、福岡ははやり威勢がいい。「とっとーと(取ってあるの!)」「すーすーす(スースーするね なんだか薄ら寒い様)」など、決して他の地の人にはわかりえないものも。ばったり街で会ったときも「なんばしよっとな?」と、聞きようによっては凄まれているようにも取れるのだ。一方北海道はまさにのんびりとしている。福岡が「たい!」とか「くさ!」などでビシャっと叩きつけるようであるのとは対照的に、語尾は基本的にどこまでも広い大地に向かって伸びていくように「かぁ~い?」「だぁ~」「も(ん)なぁ~」ってな感じでイメージしてもらうとわかりやすかろう。一杯飲んでご機嫌な黒板五郎を思い出すといい。「ばくる(交換する)」「えらい(疲れた)」
「あずましくない(騒がしくて落ち着かない様)」など不思議な言葉も。名古屋は総じて品がない。名称は「おみゃー」または「あんた」を男女問わず使う。女性を「あんた」呼ばわりする男を嫌悪するのは、名古屋で暮らした以降である。

まずは東京弁パターン。
「おはようございます。今朝はすごく寒いね」
「本当にね。なんだか骨身に沁みるようになちゃった」
「なにいってるのよ。まだ若いじゃない」
「この前ちょっとボーリングしたのよ。そしたら3日目に筋肉痛になったのよ。なんかヤバいよね」
「ばかいってないで仕事しなさいよ」

福岡地方の言葉
「おはようございます。今朝はほんなこつ寒かねー」
「ほんなこつ寒かー。骨身にしみるごたー」
「なんばいいよーとかいな。まだ若かろうもん」
「こないだボーリングばしたったい。そしたらくさ、3日目に筋肉痛になりよーと。ヤバかっちゃんね」
「ほけーっとしとらんで、仕事ばせんね」

北海道弁
「おはようございました。今朝はなまらシバレルんでないかい?」
「いやーいや寒いなぁ。骨身にしみるっしょ」
「なーにいってんのさ。まだ若いっしょ」
「この前なぁボーリングに行ったのさ。したっけ3日目に筋肉痛になったんだぁー。いやーいやヤバいもね」
「はんかくさいこというんでない。仕事すれぇー」

名古屋弁
※かなり特徴と思われる言い回しを特別バーションで。
「どえりゃーえりゃーがや」(すごく疲れた)
「トンきってこやー」(タクシーで来てよ)
「栄で待ちきったがね」(栄で待ち合わせしたでしょ)
「なーんも知らんでかんわ」(何も知らないから困るわ)
「は~よぉ やっときゃー」(早くやっておきなさいよ)

はぁ。記憶を辿るのも楽じゃない。
これでコンテンツがひとつできそうな勢いだ。
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COMMENT

Re:福岡弁と北海道弁と名古屋弁の違い(11/14)

今日の日記は力作だ~ね。

なおニンが事務所に入ってきてからかなりの期間、
彼女は名古屋生まれの名古屋育ちだと勝手に思ってたんす。
会った空気感が「エビフリャー!」て感じだったんだよねー。

| aki | 2002/11/14 12:40 | URL | >> EDIT

Re:福岡弁と北海道弁と名古屋弁の違い(11/14)

笑い話でこんなのがあるよ。
東京人と大阪人と名古屋人が食事をして、いざ会計になったときのこと。
見栄っ張りな東京人が真っ先に伝票を取り
『今日は私が。』
すると大阪人が
『いやぁ、今日は割り勘にしましょう』
すると名古屋人が一言
『今日はご馳走様でした』

| び! | 2002/11/14 15:04 | URL | >> EDIT

Re:Re:福岡弁と北海道弁と名古屋弁の違い(1

び!さん

すると名古屋人が一言
『今日はご馳走様でした』

なるほどね。さもありなんって感じね。
そういえば福岡では疲れてつらい感じを「きつい」っていうんだけど、うちのママりんが札幌に越したばかりのころ、担当の美容師さんに「きつそうな顔してるわね」っていって憮然とされたことがあったんだよね。疲れてそうだねって慰労するつもりがさ。日本も広いやね。

| なおニン | 2002/11/14 16:31 | URL | >> EDIT















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