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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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今私が眠ってしまいそうなわけ

昨夜は弟の拓と中目黒で食事した。
こじんまりとした和食屋さんだったが、お品書きの仕立てといい、シンプルな和の空間といい、男性ふたりが切り盛りする店とは思えない実にセンスのいい店だった。食べる前から期待した通り、どの料理にも「作品」的な感動があった。
大根とニンジンのサラダは刺身のツマ風、千六本、かつら剥き風という具合に3種類の仕事がなされ、ゴマの風味がするあっさりとしたドレッシングで合えてある。切りかたひとつで食材の味が違うから不思議だ。
かじきマグロのジンジャーソテーは、添えられた甘酸っぱい醤油ソースがみごとにマッチしていたし、一口大のとり胸肉とカラフルなパプリカの炒め合わせは最小限の火の通し加減が絶妙だった。
中でも一番目を引いたのは、10種類以上のメニューで構成されている豆腐料理だ。オーダーを受けてから作るというオリジナル豆腐の中から、北海道の黒豆で作ったという豆腐をオーダー。盆ザルの上で漸く平たい形をなしている薄いグレーの豆腐は、口に入れた途端にほろほろととろけ、黒豆のコクの余韻をしっかりと残すのだ。
そうして驚いたことに、デザートにも豆腐のラインアップが。
お店のお薦めに則って、暖かい白いお豆腐に黒蜜ときな粉をトッピングしてもらった。グラスにタップリと入った豆腐の上に黒蜜の層があり、さらにその上にきな粉が振ってある。添えられた木のスプーンを差し入れてそっと口に運ぶと、プリンでもない、ババロアでも葛餅でもない、この豆腐でなければ味わうことのできないであろう口どけ感と黒蜜のやさしい甘さが広がった。
私に輪を掛けた食いしん坊の拓が、私の話しの腰を折らんばかりに唸り続けたのは言うまでもない。デブヤのイッシーに負けないエキサイト振りだった。ちなみに拓はかなり盛りのいい親子丼も平らげた…。相変わらずの食べっぷりなり。

人生は山あり谷あり。
いいときもあれば、悪いときもある。
一日の中にだってジェットコースター的アップダウンがるわけで、中目黒で幸せ気分に浸った私を待っていたのは、鍵をオフィスに置き忘れて家に入れないという茫然自失のオオボケかましだった。
家の玄関ドアの前でバッグをひっくり返して探したのはいうまでもない。オフィスに置き忘れたという記憶も確信もない。朝までどうしよう…。昨今こんなに脳みそをめまぐるしく回転させたことがあっただろうかと思うくらいに、算段を考える。オフィスに戻っても、もう折り返す電車がない。タクシーに乗ろうにも拓におごった後の財布には千円札が一枚こっきり…。お手上げだ。
こうなったら方法はただひとつ。
のり平宅で一泊させてもらうしかない。
まもなく零時を迎えようとしている時刻、ヘタすると11時には夢の中という早寝ののり平は、虫が知らせたのかまだ起きていて、嫌味のひとつもいわずに「いいよー」と了解してくれた。
しかし隣町ののり平宅までの道のりはえらく長く感じた。家に辿りついたところで電池が切れるように体内バッテリーが組まれているかのような、情けないほどの余力のなさだった。

今朝5時半。早起きのり平の起床時間に合わせて、いつもよりも1時間半も早く起きた私は眠い。眉もかかずに人もまばらな電車に乗ると、どこからか落ちこぼれたような気さえしてしまう。
なわけで今も眠い。首から上に雲がかかったようだ。
さらなるボケをかまさないよう、しゃっきりせなかんなぁ…。
ちなみに家の鍵は、オフィスのデスクの書類に隠れて慎ましやかに私を待っていた。
zzzzzzzzzz・…
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| 未分類 | 11:19 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

Re:今私が眠ってしまいそうなわけ(11/1)

 うー、おいしそう。中目黒といえば、かなり近くです。良かったら、お店の名前と電話番号をこそっと教えてくださいませ。

| 69’n roll | 2002/11/01 12:17 | URL | >> EDIT

Re:今私が眠ってしまいそうなわけ(11/1)

カギがあってよござんした。何時でもどうぞ!(哀しい一人身)

| のり平 | 2002/11/01 12:27 | URL | >> EDIT















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