なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

>> EDIT

鹿児島紀行レポ 指宿~桜島~鹿児島市内 「九州 旅と食(5561)」

鹿児島2日目。

早々と目が覚めてしまったせいか、8時からねっ!と約束して
朝風呂まで入った朝食時には空腹度マックス。

充実の和洋バイキングではごらんのボリュームを完食。
breakfast.jpg

前日どうにかコントロールできるようになったナビをセットして
奇岩がそびえる長崎鼻を経て開聞岳をバックに記念撮影。
kaimondake.jpg
遮るものがなにもない平野にそびえる開聞岳は
美しい稜線と円錐形の山容から薩摩富士の別名もある日本百名山のひとつ。

菜の花畑も広がるここには、日本最西端の西大山駅もある。
nishioyama.jpg
ホームに小さなひさしのついたベンチがあるだけの
駅舎もないひなびた駅だったけれど、
あんな駅で日にいくらも走らない電車を待つことにすら
あこがれを感じてしまうのだった。

前日の雨の中では、きっと見られないだろうと思っていた開聞岳が
きれいにみえて、一同大満足のまま28号で向かったのは池田湖。
かつてのイッシー騒ぎで全国的に有名になった九州最大のカルデラ湖だ。
ikedako.jpg

胴回り50センチの大うなぎが生息しているらしく、
「日本一」の看板がここぞと並んではいるけれど、
見る気も食べる気も一向に起きない。
うなぎは品があってこそなんだなぁと悟る。

と、パーキングの大木に気付きのり平と写真を撮りあいこしようとしていたら、
傍らにいたオジサマが、撮ってあげるよと声をかけてきた。
液晶に目が慣れず、こちらにカメラを向けても「オレの顔しか写ってないよ」と
言い続けた挙げ句に、腕を固定して差し上げてやっと撮れたのがこの一枚。
bigtree.jpg

どちらからですか?と訪ねると、自分のワンボックスを指さしながら
静岡から来て8日目なのだという。
知覧に行きたいが道がよくわからないというのを聞くが早いか、
まさにその知覧に行こうとしていたワタシはすかさず、
「いっしょに行きましょうよ」と。

かくして熟女4人とワンボックスのオジサマ一行は、
ナビに導かれるままに17号へ。
山間を抜けるこの2車線の道は美しく、道中はじめて自分がバイク乗りであることを
思い出した道だった。
雨も上がり、火山灰の影響もない。
あぁ、走りたい。
阿蘇もいいけど、指宿も負けてない。

でもその先から有料の指宿スカイラインに入った途端に道は荒れ、
片側一車線となる。
実に解せない道路事情。
途中改修工事が行われていたから、次に来るときはきれいになっているのかも
知れないけれど、しかし日本は通行料に見合わない道路がなんて多いんだろう。

と、ぶつくさ言う間にあちこちに広がる茶畑を抜け知覧ICを降りて
「薩摩の小京都」と呼ばれる知覧武家屋庭園に到着。


案内してもらったからと、駐車場料金と入場料を頑固に払ってくださったオジサマ。
熟女4人で恐縮しきり。
手入れが行き届いた美しい7つの庭園を、オジサマといっしょに巡る。

芽吹く草木や木蓮やぼけや菜の花や、苔むした石垣や、
ひなびた旧家の佇まい。
思わず縁側に腰掛けて、見事な庭園に見入ることしばし。
庭も、味わうものだったのね。
chiran.jpg

今日の最後の観光、桜島行きが残っているので先を急ぐワタシたち。
知覧特攻平和館も心苦しくもパスなのだ。
ちょうどお昼時ということもあって、オジサマの先導で近くのおそば屋さんへ。

やっとゆっくりオジサマとお話してみれば、なんともう74歳。
それにしては歩くのも早いし、運転も達者。
タクシードライバーを35年間勤め上げたというのだからそれも納得。
誘っても一度も来ないという奥様に仕事は任せて、
北海道や四国や東北と、好きな旅にでかける年金生活者だという。

そんなオジサマは、ここでもまたお食事代を強引にお支払い。
あぁもぉどうすれば?
隣接する土産物屋で地産品を見繕って差し上げれば、
お腹を壊すといやだから持って歩いているのだという地元の名水の
2リッターボトルを2本もくださるし。

昨日のランチといい、今回の旅ではオジサマとは美味なる縁があるわよねぇと
気持ちがほっこりなごんだ熟女4人。
あと1日で4リッターは飲めないよねぇと苦笑したけれど、
翌朝の酔い覚ましには結構役にたったっけ。

その後は再び有料道路で鹿児島市内へ。
「フェリー乗り場」がナビでヒットしないお陰で
恐らくはすごく近いあたりをまたまた迷走。

後部座席のふたりは爆睡だし、車はそれなりに多いしで、
ガタンゴトンとフェリーに乗船した頃には、
地図の見過ぎで完全に車酔いしていた。
sakurajima1.jpg

さて。
無事上陸した桜島。
満喫するなら3時間は必要とガイドブックには書いてあったけれど、
レンタカー返却までは2時間あまり。
とりあえず、うっちーさんが去年の九州ツーで行ったという
4合目の湯之平展望所へ行ったけれど、ここでとうとう雨脚が強まった。

灰に埋まった鳥居もみたかったわねぇ…なんて声もスルーして、
活火山らしい山肌を、とりあえず間近にみて心に刻む。
sakurajima2.jpg

その後は何しろ猛ダッシュ。
市内へ戻りホテルへたどり着き、ガソリン満タンで無事にレンタカー返却。
軽くゼエゼエしそうなバタバタで、さていよいよ天文館へ。

レンタカーやさんでもらったクーポン付きガイドパンフを見ると
6時や7時からしか営業しないお店がほんとど。
鹿児島の繁華街はスタートが遅く、飲んでもサクっと終わるのが常らしい。

ほとんど選択の余地なく入ったのは5時オープンのまさに酒壺 七ツ半
肝ぽん酢でいただくカワハギのお刺身やぎびなごのマリネ、
春野菜の天ぷらなどをカウンターでいただく。
nanatsuhan1.jpg
ビールのあとは三岳などちびちびと。
箸休めにと店長からのサービスで供された、日向夏にお醤油と糸がつををあしらった
斬新な一品は絶品だった。
nanatsuhan2.jpg
〆はしめ鯖の茶漬け。
これもたまらん。
感動続きで撮影失念。


温泉でゆるゆるになった後は、帰り道に天文館買った薩摩揚げと芋で
この日も部屋飲み。

飲んで食べて軽く不安になりかけた夜だった。


関連記事

| 未分類 | 15:12 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

あれ?

櫻島大根てまん丸じゃないの?

にしても
気前の良いオジサマに出会いましたね~
この気風のよさは
きっと熟女四名様がさぞかし
お美しい方々ばかりだったのでしょう(コホン)

良い旅のレポート楽しく読ませて頂いてます
でもさ
なおネィさまは文章上手いね
簡潔で的確で俺じゃこの尺じゃ絶対に収まらないし
支離滅裂な内容になっちゃう

| maverick | 2010/03/11 19:31 | URL | >> EDIT

Re:あれ?(03/11)

maverickさん 楽しんで読んでもらえてうれしいですー。
>櫻島大根てまん丸じゃないの?
そう、これは違う品種なんでしょうねぇ。
なんの説明もされていなかったんだけど、
なんだかユニークだったんですよ。
のり平の脚を並べて撮ったのがミソでしょ?(笑)

>にしても
>気前の良いオジサマに出会いましたね~
>この気風のよさは
>きっと熟女四名様がさぞかし
>お美しい方々ばかりだったのでしょう(コホン)
オジサマが声を掛けてきたときは母と姉御は離れたところにいたので、
実は4人だと知って案外ビビってたのかも?(笑)

>良い旅のレポート楽しく読ませて頂いてます
>でもさ
>なおネィさまは文章上手いね
>簡潔で的確で俺じゃこの尺じゃ絶対に収まらないし
>支離滅裂な内容になっちゃう
いやー、結構大変です。^^;
全部を説明していると文字制限越えちゃいますしね。
追々ポイントを取り上げてまた書きたいくらいですよ。
自分の思い出としても、こうして残すのはいいんじゃないかと。
だってすぐに忘れちゃうからねー、いろんなことを(泣)

| なおネィ | 2010/03/12 11:57 | URL | >> EDIT















非公開コメント:

TRACKBACK URL

http://naoneok.blog.fc2.com/tb.php/3058-0dc30318

TRACKBACK

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>