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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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辻仁成って人

少しタイミングを逸してしまったんだけれど、小説「冷静と情熱のあいだ」を読んでいる。
先日、本屋の店頭でたまたま江國香織バージョンを見つけて読み、おもしろかったのですぐに辻仁成版を今読んでいるところだ。
映画は去年劇場公開時に観てしまっていて、でも映画とはストーリーが異なると聞いていたので読んでみた。
映画の印象がかなり薄れかけてきたところだったので、スクリーンに写しだされた映像を思い出しつつ、そうして汲み取り切れなかった主人公たちの微妙な心の襞を思い読み進むのは結構おもしろい。でも辻バージョンにはちょっと物足りなさを感じる。感情描写が浅いというのか、単純なような気がする。ただでさえデリケートで、しかし内に熱い情熱を秘めたケリー・チャンの「あおい」の人となりが如実に伝わる江國のそれに対して、こちらもある意味ナイーブで難しい性格である竹野内豊演じる「順正」は今のところ「はっきりしない煮え切らない男」な印象だ。クライマックスにかけてどれだけ「情熱」が醸し出されるのか…。
折も折り、中山美穂主演予定だった辻原作の映画が、脚本をめぐる監督とのいざこざで製作中止になたという話しを知り、辻の「仕事」自体に嫌気がさしてしまった…。

小説の話は置いておいて、南果歩の時もそうだったような気がするけど、辻の人を見初める哲学ってえのが、どうもよくわからない。いっときの女性以上に「公私混同」が甚だしい。中山美穂とのそれだって、シャルル・ド・ゴールにすっと佇む凛とした雰囲気を見て、次の主役は彼女しかいない!と思った、それがきっかけ…なんてことをいっている。それが純粋にお仕事をベースとした「女優・中山美穂」の見初め方ならいざ知らず、映画が頓挫したっていうのに、とっとと結婚しちゃうところがおかしい。結婚相手選びの理由としては、あまりに生活感へとつながるワードがなさ過ぎる。彼にとっての中山美穂は、決して「奥さん」でも「嫁」でもなく、「ボクの演出でいつまでも輝きつづける被写体」でありつづけなくてはならない宝物なのだ。
この宝物はボクだけのもの!
他の男によって変わっちゃったら大変!
だから大切にボクんちに置いて、ボクがOKした仕事だけさせてあげるんだ!…。
あんな顔した辻が、腹ではこんなことを思ってるような気がしてゾっとした。
キレイすぎることも、また別の意味で不幸だったりする。
なにゆえ中山美穂がここまで独身を通してきていたのかは知らないが、「彼の呪縛から逃れたかった」と泣きながら記者会見する日がやがて来るような気がするんだがな。
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| 未分類 | 12:23 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

Re:辻仁成って人(7/16)

よくぞ解析してくれました。
辻仁成ってロックも砂を噛んでる味気なさだし
なんでこんなカバネコ面した奴がもてはやされるのか
腹立たしい限りなのである(半分やっかみ)。
男ならオメーみたいなことは誰でもできるんだけど
やらないだけだ(といってホントはやれないんだけど)。
中学の同じクラスにいたら
率先してスケープゴートにしてたと思うぐらい(影のような)嫌な奴です。

| aki | 2002/07/16 14:52 | URL | >> EDIT















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