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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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バレエとオルガン 「★つ・ぶ・や・き★(1280051)」

幼稚園に上がるか上がらないころ親に聞かれた。

バレエとオルガン、どっちが習いたい?

習うことが大前提で、しかも二者択一。
今から思えばひどくエゴイスティックだ。

これ以前に、この問いに結びつくなにかしらの
出来事やらワタシの発言があったか否かは
もう今となってはわかりようもないのだけれど、
お習字やそろばんや水泳やお絵かきではなく、
なにゆえ“バレエとオルガン”に限定されていたのか、
わからない。

結局はバレエを選んで習いに行ったのが
集会所で開催されている子供向けのお教室だったので、
そのあたりの利便性と経済性によるところが
大きかったことだけは確かだ。

でも。
その後のワタシはオルガン教室へも通っている。

やっぱりオルガンも習いたーいと言ったのか、
お父さんは音痴だから、あなたはオルガンくらい
やっといたほうがいいわよと母に言われたのか、
これもまったく記憶がないけれど。

ただし、我が家はしごく標準的なサラリーマン家庭だったので、
お教室へ入るなりオルガンを買うような博打を
打ってくれるはずもなく、
ワタシの“宿題&予習”は紙鍵盤だった。

レッスンが始まる前のお約束、
「宿題やってきたかなー?」
「はーいっ!」的なひととき、
ワタシはスっと手を上げる生徒の陰に隠れるようにして、
先生と目が合わないようにひたすら縮こまっていた。

当然、徐々に落ちこぼれはじめ、行きたくなくなり母にグチった。

すると母は、ご近所さんのピアノがあるお宅へ相談し、
ワタシよりもふたつ年上のオネエサンが使っていないときに
練習さえてもらえるよう取りはからってきてしまった。

今からは想像が付かないかもしれないが、
ワタシはもともと人見知りがひどく、
道ばたで近所の方々とお会いしても、
母の後ろに隠れて挨拶もできないような子どもだった。

習いたての、とびきり下手くそな状態で、
顔見知りとはいえ、よそのお宅で練習などできるはずもなく、
ピアノの音が鳴っている時間よりも、あきらかに
しーんと静まりかえった時間をうだうだとやり過ごし、
オヤツまで出してもてなしてくれるやさしいおばさまの顔を
まともに見ることもできないまま、さようなら…と
消え入りそうな挨拶だけを残して帰途についていた。

お教室でも、母に対しても、ピアノを貸してくれる
おばさまに対しても、胸を張れずに萎縮している自分。

やなこったと思った。

オルガン教室に通い初めて3カ月ほど経ったころ、
「だったらやめなさい!」と母を怒らせ、
-恐らく、怒るようにし向け-
なんの未練もなくやめた。

ピアノをひける人がひどくうらやましいのは、
このトラウマの裏返しだと思っている。



一方バレエのほうは体操の延長のような気分で、
楽しんで続けていた。

近所の集会場から、当時業界では名の知れたバレリーナが経営する
バレエ教室へと移り、電車とバスを乗り継いで通った。

発表会ともなると、父はスチル、母は8ミリを回し、
祖父母や従兄弟まで観にくる家族のイベントとなっていた。

しかし公演後、8ミリを観るたび、
いつもペアを組んで踊っていた裕子ちゃんという
同級生のほうが断然上手だった。

やわらかく、指先まで神経が行き届いた動きや、
顔の表情、そしてなにより魅力的な長い首…。
髪をアップにした頭のカタチもすてもステキで、
バレリーナになるために生まれてきたような子だった。

何年やってもどこか体育会系な動きしかできない自分には
本格的なバレエは向いていないんじゃないか。
小学校5年生で学級委員になり、学校に残らなくては
ならないことが多くなったのをきっかけにバレエをやめた。


レッスンのたび、マメを潰してトウシューズの中で
血まみれになっていた指の中で、
唯一まっすぐに伸びている右足の中指。

それを今回痛めてしまった。



前置きが長すぎたが、
どうやら大事には至らなさそう。

ご心配をおかけして、申し訳ございませぬ。

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| ココロのヒダ | 20:23 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

Re:バレエとオルガン(12/15)

なんと綺麗なオチなんでしょう?

オルガンから始まってバレエのお話・・・。
なんか切ない気持ちになって読んでたら?

あら?右足の中指のお話だったんっすね?

こういうのある意味面白いです!尊敬します。

僕も来年からこういう綺麗な文章を書けるよう心掛けようと思います。<(_ _)>

多分、ていうか絶対に無理ですが・・・(>_<)

あ、足の指良かったですね!

| Ozappy | 2008/12/15 21:20 | URL | >> EDIT

習い事かぁ~‥

ピアノ、バレエかぁ~。なおニンさんも可愛いい頃があったんですね~( ^ ^ ; )
私には姪が3人いますが、皆バレエを習ってますよ。
今、はバレエか新体操あたりが人気でしょうか?
私は、子供の頃は書道と英語教室でした(爆)
英語はさすがに挫折してやめちゃいましたが。
あとは、スポーツも含めて色々と広く、かなり浅く手を出してきたので何も極めてないのが少し悔しくも思います。
でも、この年齢になってのバイクは
自分でもビックリする程に、今のところは熱中してますが‥。
周りにいるバイク仲間&ブログ友(宴友も^^;)の皆が先生ですね。

| hide | 2008/12/15 23:09 | URL | >> EDIT

Re[1]:バレエとオルガン(12/15)

Ozappyさん
>なんと綺麗なオチなんでしょう?
マジですか!?
ワタシ、オチが一番苦手で…。
いつもどうしたもんかと悩むんです。

実は今日の記事も、オチを考えないままに書き出してしまって、
そーいえば、中指じゃん!っと思って落としたというなりゆき。
だいたいいつも、オチは成り行きですねー。
オチてない日がほとんどですからー(笑)

今からやっと家でごはーん。
太るよねぇー、これ。

| なおニン | 2008/12/15 23:36 | URL | >> EDIT

Re:習い事かぁ~‥(12/15)

hideさん
>なおニンさんも可愛いい頃があったんですね~( ^ ^ ; )
コラコラコラコラコラコラコラ~!

バレエって人気なの?
じゅあワタシは最先端を走ってたんだね。
ずいぶん昔に、だけど(どーせ)
実はhideさん、達筆なんですね?すばらしー!
直筆ってその人のイメージをもろに左右しますらねぇ。
野際さんみたいにDSで練習したいくらいですよ。

今度は直筆の名刺をひとつ…。^^b

| なおニン | 2008/12/15 23:41 | URL | >> EDIT

鍛錬の賜物と!

幼き頃から鍛えられた中指は,バイクの重さにも耐える力と丈夫さを身に付けていましたね。
そしてまた,オルガン教室で鍛えられた精神力は,今,逆境を跳ね除けた自信となって,たくさんの人と触れ合っているではありませんか!

と,尊敬の念をこめて。

大事に至らなくてよかったです♪

| Docro=mina | 2008/12/16 00:05 | URL | >> EDIT

Re:鍛錬の賜物と!(12/15)

Docro=minaさん

いやはや。
そういわれてみればごもっともです。
自分ではそんなふうに見る事ができてませんでした。
ありがとうございます。^^/
なにごとも、無駄になることってないのですね。

| なおニン | 2008/12/16 00:27 | URL | >> EDIT

wa-,

わー。
我が家も選択させられましたよっ。
うちはバレーかピアノかバイオリン。
母はバレーかバイオリンをやらせたかったみたいですが、天の邪鬼な私は、それじゃあ、とピアノを選びましたけども。しかも強制的に選ばせといて絶対やめさせてもらえなかったので、高校はいるまで続けてました。
でもおかげで指の力は鍛えられまして、今はクラッチ握る左手で役立ってます(笑)。

足の指、大事に至らなくてなによりでした。ヨカッタヨカッタ。
なおニンさんのすっとした立ち姿、バレーで培ったものだったんですね。
なにやらなっとくです。

| luvluv_bike | 2008/12/16 01:27 | URL | >> EDIT

Re:wa-,(12/15)

luvluv_bikeさん

受講可能な選択肢を勝手に決めて選べせるというのは
世の親の常なのでしょーかー?(笑)

高校生までやれば立派に弾けますよねぇ。
ワタシはなんせ3カ月ですから(爆死!)
楽譜すら未だに読めません。

バレエもやめてしまったら一気にからだは固くなるし、
なんの余韻も残ってませんよ。^^;
オトナになってからまたはじめようと思ったこともあったけれど、
フラメンコだの太極拳だのに気を殺がれて、
結局やらずじまい。
バイクにこれだけのめり込んでいるのが不思議です(笑)

| なおニン | 2008/12/16 10:14 | URL | >> EDIT















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