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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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帰省ツー4日目:日帰り阿蘇・久住 「☆バイクでツーリングに行こう=3=3(4034)」

3日連続ツーリングの疲れは、思いの外少なかった。

初日の走行距離こそ500kmを超えたものの、
以降走行距離が徐々に減るように計画したからかもしれない。


実家に着いた翌日の4日目、7時前に出て阿蘇へ向かう。
ひとりで行かせるのは心配と、両親はクルマで同行。
実家までひとりで行ったというのに、
それでもまだ心配の度合いは変わらないらしい。


最寄りの古賀ICから九州道、そして大分道へ。
平日ということもあるのだろうけど、
高速道路はここでも快適。
牛を積んだトラックを何台も追い越す。
大分道へ入ったころ、涼しさが寒さへと変わり
途中のPAで緊急停車。

メッシュロングTシャツの上に半袖Tを重ね、
メッシュジャケットにインナーを付ける。
思いがけない寒さにちょっとびっくり。

やがて由布院ICで大分道を降り、
出発から1時間半ほどで道の駅ゆふいんに到着。
道の駅ゆふいん
さっそくおみやげ物など買い始める母。
私の買い物好きは母譲りなのだとつくづく思う。

ややイライラしている父をなだめすかして、
18年に完成以来九重の一大観光スポットとなっている
“夢”大吊り橋へ向かう。
ろくに案内もない山間の道をかなり不安な思いで登る。
クルマが通れればバイクも当然行けると思っている父に
そのあたりの気遣いは期待できず、
その先に続く道がどうぞ平坦でありますように、
Uターンなどするハメになりませんようにと
願わずにはいられなかった。

そんな思いで辿り着いた吊り橋。
遠目からの圧倒的な景観のわりに、
渡ってもさほどの感動はない。
夢大吊橋
高さ400mはさすがに圧巻なのだれけど、
昔から高所恐怖症と言っていた母が平気で渡っている。
「こういうのは平気なの」と。
歳のせいで感覚が鈍っているとは思いたくないけれど、
ともあれ3人で大パノラマを満喫。

そしてついについに、この旅の最大の目的、
やまなみハイウエイを走る。
やまなみハイウエイ
自分の体力と気力と好奇心をWOOに乗せて辿り着いた夢の道。

うっすらと噴煙を上げる阿蘇岳を眼前に、
風と木々の香りを味わいながら、
左右に広がる青と緑の絶景を楽しむ。

コーナーを曲がるたびに違う表情が現れる。
そのひとつひとつが珠玉の風景。
視界が開けることもあれば、
草いきれが匂い立つような牧草地帯に赤ベコがいたり。

走る端から過去になる道のりが口惜しい。
ずっとずっと続けばいいのに。
いつまでも走り続けていたいのに。

そんな思いに駆られた憧れの道…。


今日も今日とて、走るとお腹が空く。
11時を過ぎたばかりだったけれど、
やまなみハイウエイ沿いに見付けたお蕎麦やさんの看板に、
前を行くクルマの母が反応。
黒い板に白の筆文字で五合庵と書かれたそれに
私も即合意。

木立の中の小径へ入っていった。

しかしそれは、この旅最大のハプニングへと続く
エントランスだったのだ。

その予感は走り出してすぐに感じていた。
行く手には未舗装の道が続いていたのだ。
それでも最初はまだ平坦で、立ち乗りできる程度だったのが、
徐々に緩い下りとなって、砂利が小石に、小石がこぶし大の
石へと変わる。
轍が大きく深くなり、ところどころ50センチ近くもある
窪みも現れる。

前を行く両親のクルマでさえ徐行するような道。
いったいどこまでいけば…?と思いながら、
大きな窪みを越えようとして
うっかり轍の間の山にタイヤが乗った瞬間、
抗う間もなく右側にWOO横転。

したたかに打った膝の痛みが消えるなり、
すぐに立ち上がって冷静を取り戻そうとする。

しんと静まりかえった林の中、
両親のクルマはすでにパーキングスペースに駐車していて、
その鼻先だけが木陰から見えている。

もう少しだったのに。

すぐにサイドスタンドを出して引き起こしにかかるも、
砂利で足が滑ってチカラが入らず押し上げ不可能。
WOOはびくともしてくれない。

パーキングスペースからこちらを心配そうに見ている父。
しかし70歳をとうに越え、しかもふたりそろって腰痛持ちの両親に、
引き起こしの手伝いなど頼めるはずもなく、
「ダレか呼んできてぇぇぇぇ~~~」と
数メートル先の父に向かって絶叫する。

2度叫んで待つことしばし、
お蕎麦やさんの店主が乗った軽トラが坂を上ってくる。

雪駄履きなのを見て心許なく思ったけれど、
どこをどう持ってくださったのか、
私はさきほどと同じことを繰り返しただけなのに、
ビクともしなかったWOOは一度でスルッと立ってしまった。

それもそのはず。
遠い昔はよくバイクに乗っていたのだと、
お店に入って私が落ち着いたころ、
その店主は笑いながら話してくれた。


そんな思いまでして入ったお店は「五合庵」。
開け放たれた大きな窓の外には、広い池のある庭が広がり、
また室内も和洋折衷のシックな佇まい。

供されたお蕎麦2,000円に添えられているのは、
トマトのゼリー寄せや胡麻豆腐の揚げ物、
ロールキャベツの冷製あんかけなど凝ったものばかり。
五合庵
前日の2倍以上!再び贅沢なランチとなった。

ここは貸切状態で、すっかり長居をしたのだけれど、
それにはわけがあって。
実はコケて打撲したのは膝だけじゃ済まなかったのだ。
かなり強く手をついたようで、
店に入ったころには両の手の平の親指の付け根が
こんもりと赤く晴れ上がっていた。
氷をお願いしてお蕎麦を待つ20分ほどの間と、
食べ終わってからもしばし、冷やしていたのだ。

そしてさらにこの日の悲劇は続く。
打った瞬間は痛かった膝はそれほどうずくでもなく、
しかし痛みのあるところとは違うところに
目を疑う衝撃シーンを発見。
HYODの悲劇
なんとHYODのライディングパンツの膝が切れてるではないの。
前日の歩きゴケでやや擦り跡が付いたのが気になっていたが、
そんなもんはかわいいもの。
今日は何度みてもしっかり切れている。

両親には悟られないよう、密かにずっしりと凹む。



凹んでもやっぱりやまなみはやさしい。
かなりきつめの日差しで、がんばらんかい!と
エールをくれてさえいるようで。
ひとやすみ
ブルーな気持ちを知ってか知らずか、
母がソフトクリームを買ってくれる。
今回ふたつ目のソフトだ。
ヒゴダイとソフト
東海の一部とこのあたりにしか自生しない
ヒゴタイの花を見付けて、ソフトとセットで癒される。


次に向かったのは私が阿蘇で一番好きなスポット、
あざみ台。
やまなみハイウエイ瀬の本の交差点からR424へ
入ってすぐのところだ。

ここから見渡す阿蘇・久住の感動的な眺めは
もはや言葉でも写真でも表現のしようがない。
風を感じながら静かに佇むうち、
心が凪ぎ、いろいろな思いが静かに浮かぶのだ。
私にとってのスピリチュアルスポットなのかもしれない。
せめてよそさまが撮られたパノラマ画像
イメージしていただくとして…。

そんなピカイチスポットだから、今回の帰省ツークイズの賞品は、
ここで仕入れようと最初から決めていた。
レストハウス内をバターになっちゃいそうなほど
グルグル歩き回って選んだ賞品はこちら。
帰省ツー賞品
大分豊後牛をたっぷり(たぶん)使用した
豊後牛カレー×2と、大分名産かぼすを使ったかぼす醤油。

どちらも私の口には入っていないので定かではないけれど、
こんなに神々しいスポットで買ったのであるからして、
元々のおいしさに阿蘇のオーラがトッピングされた
すばらしい逸品と自負している。

と、肩の荷がやっと下りて今回の旅の目的はほぼ達成。

阿蘇といえば外せないはずの草千里は、
暑さと疲労と、なによりやっぱり引きずっている
精神的凹みのせいで敢えなくパス。

気温33度。
やや混み始めた国道57号をぐったり走りながら、
熊本ICから九州道へ。

水分補給のために立ち寄った北熊本SAで
母が再びアイスを買ってくれる。

遠慮もなく平らげた後で見付けてしまったのが、
いまだかつて見たことも聞いたこともない
白くまアイスならぬ白くまソフト!!
白くまソフト
バナナスライスにチョコレートがけ。
さすがに連続ふたつ喰いするパワーはなく、
後ろ髪引かれる想いで帰路についた。

地元の飲食チェーン・ロイヤルショップにあったので、
絶対にこれは九州限定。
もう当分お目にかかれないのだ。

今にして思えば、保冷バッグの有無くらい
店に尋ねてみればよかった。
あればお持ち帰りして実家で堪能できたのに。


…などと、あれこれ後悔や心残りを残してきたのも、
きっとまた来るぜぃという想いがあればこそ。

またいつか走りに来た日には、
ぐるりとまんべんなく回ってやるさと思うのだった。

誕生日が近いこともあって、この日は豪勢なお寿司を出前。
母が知らない間に由布院で仕入れていた日本酒と共に。
こういうところは実に抜け目がない。

クルマと走ったせいもあって、マイペースがキープできず、
ひどく疲れた一日だった。
9時前にすとーんと就寝。


走行距離415km
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| 帰省ツー | 21:15 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ドットお疲れ?

なぁ~ぉに~ん!?やっちまったなぁ~!(byクールポコ)
ダシャレはともかく、大丈夫でしたか?
でもちゃんと乗って帰ってこれたのだから良かったです。
ソフトの食べまくってますな(^^;)

| hide | 2008/09/18 16:36 | URL | >> EDIT

Re:ドットお疲れ?(09/18)

hideしゃ~ん 
実はやっちまってたんですよぅ。

まさか夢の地へ行ってコケるなんざ、
これだけコケてるくせして考えてもみませんでした。
飴と鞭!明の後には暗がある!ってね。
覚えとけーってことですね。
トホー。(;>_<;)

| なおニン | 2008/09/18 16:42 | URL | >> EDIT















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