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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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長篇四万温泉旅日記

朝方、トイレに起きた相方が布団に戻るとブルブルと歯の根が合わない程に震えている。おいおい、もうそんなに寒くはないでしょ。まさかと思って計ったら38度近い熱が。
本人もびっくりしてるから、もう一度水銀体温計で計ったけど、やっぱり確かに熱がある。
今日は四万温泉に出発なのにぃ。
解熱剤を飲ませて、5時から7時まで様子をみたけど、熱はさがるどころかとうとう39度に。
私の風邪が移ったにしては、熱が高すぎる。一週間くらい前から、鼻声ではあったけど、いまごろこんな熱が?
私はどうすればいいのだ。
高熱の相方を置いて、ひとり温泉三昧に行くのか?
一度にふたりのドタキャンは、みんなに悪い気がするけど。
でも行けなかったというストレスを相方にぶつけちゃうことになるくらいなら、いっそ行っちゃった方がいいよな。
そーだそーだ。
結局後ろ髪引かれながら一路四万へ。

昼前に、相方から入ったメールによると、医者の診断ではインフルエンザらしい。
もう終わるころの時期ですがね、といわれたとか。
性格がのんびりしてるからかなー。ウイルスに対する反応ものんびりしてるんだわ。夕方には7度前半に解熱したようだし、一安心。

さて、四万温泉での珍道中はといえば、群馬の中之条駅からバスに揺られること40分。バス終着駅から長くのびた坂道の先にわらぶき屋根の「四万たむら」が佇んでいた。飲んだ暮れ御一行10名の本日のお宿だ。
四万たむら
坂道の右側には、営業しているかどうかがすぐには判断つかないようなさびれた商店が並び、左側はわずかにブルーがかった美しい清流が岩の間を流れる川がある。
この温泉地に惚れ込んでいる今回の幹事akiさんについて、右側の路地を入ると、飲食店や土産物屋、射的屋、スマートボール屋が並ぶ商店街になっている。宿に行く前に、まずはうまい蕎麦で遅いお昼。名物さらしなそばはもう品切れ。みなもりそばやざる、そばがきしるこ、豆腐田楽をビール片手に楽しんだ。
チェックインを済ませ、宿のゆかたと羽織りに着替えて、桧風呂「御夢想の湯」、大浴場と回る。部屋に戻ってうたた寝をする間に、夕食の時間に。
女子組5人の部屋は男子の5人部屋にくらべると、格段に造りに情緒があったらしい(男部屋は覗いてないので不明)。二間をぐるりとL時型に囲む窓側の廊下や、年期の入った欄間、網代織りの窓の細工などなど、歴史の古い宿ならではのよさがある。

さて、夕食はなにがなんでもと、幹事がこだわった「個室」で始まった。20畳程の座敷きに、銘々のお膳が置かれ、料理が並んでいる。なんかすごくない?芸者よろしく、冷酒のボトル片手に、男性陣についでまわってりして。傍らでひとり遊びしているアイボを見て、中居さんはびっくりしちゃうし。思いのほか酒量そこそこに夕食を終え、唯一の歓楽である射的とスマートボールをしに、昼間の商店街に向かう。
化粧の濃さでは、今すぐ舞台にでも立てそうなおばちゃんが営む射的とスマートボールが楽しめる店のBGMは、懐かしいマイケル・ジャクソンの曲。が、なぜか早回し。まだ痩せてた頃の吉川くんのポスターが貼ってあったり、なんだかタイムトリップ感にあふれている。おばっちゃんの趣味であろう鉢植がところ狭しとおかれ、ギャラリーいる場所がほとんどない。それに、何がびっくりって、射的の景品だ。普通はジッポとか、ウイスキーのミニチュア瓶とか、キャラメルとか、「なんとかなるもの」が多少はあるもんだ。
そこの店は、直接狙って倒すものが景品としてもらえるわけではなく、当たるとおばさんの印鑑が押されたカードが渡され、その枚数によって、壁にずらっとぶら下げられた、まるで魅力のないぬいぐるみ達が手渡される仕組みらしい。
昼間行った男性陣は、ピンクのおたまじゃくしのようなぬいぐるみをゲットしたらしいけど(ゲットというにはしょぼすぎ)、私達はカード3枚に対して、ハリセン4本…。
まっ、景品はどうでもいいってことだ。わーわーいいながら、狙った標的に当たるかを純粋に楽しめばいいのだ。
スマートボールも初めて見るタイプ。かなり古めかしい。

部屋でトランプ大会やるから集合しろという、幹事の声が気になりつつも、缶チュウハイを羽織りのたもとに隠し、外気に震えつつ露天風呂まで小走りして(10万坪の宿は、部屋からお湯までがなにしろ遠い)、冷えたからだで飛び込んで、で乾杯しちゃうと、もう布団が恋しくなる(っていうか湯当たり寸前)。川の流れの音を聞きながら、あっというまに眠りについた。
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