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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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彼女に教えられたこと 「★つ・ぶ・や・き★(1280000)」

3年前。
友達が自らの命を絶ったたときもそうだったけど、
突然にその人の存在がこの世にないと知らされると、
その現実を受けいれるのに結構な時間がかかる。
一昨日訃報に触れた律子の場合、
恐らくは長い闘病を経てのことだったのだろうけど、
それを知らなかった私にとって彼女の死は突然のものと
同じようなもの。
元気だと思っていたのに、
メールや電話をすればいつでも連絡が取れると思っていたのに、
その相手がもういない。
二度とその風貌に、声に触れることができない。

そういうことなのだと思えてしまえば楽なのかもしれない。
だけどこれまでの故人との歴史を思うと、
それはひどく難しい。
例えばそこに、
とてもたわいのない、だけどいってみれば約束のような、
そんなものがあったりしたら、
それは永遠に果たされることのない、
切ない思いの塊になって、残された側の心に棲み続けることになる。

親しい人を亡くすということは、
決して変わることのない故人の面影や果たせなかった思いを、
心の中の引き出しに納めていくことなんだろう。
そして長く生きれば生きるほど、
愛しい人の死に何度も遇い、
心の引き出しがどんどんと埋まっていくのだ。
中には無理矢理にでも、
あふれそうな引き出しを押し込まなければならないこともあるだろう。
でもそれは、
無念のうちに死を迎えた人の生きた証と亡くなった現実を、
それぞれが認め送ってあげるために、
つらくともやらねばならないことなんだと思う。
そうしてその引き出しが埋まった分だけ、
人は人としての厚みを増していくものなんじゃないかと、
そう思う。


大切に思っている人とは、
たくさん逢わなきゃいけない。
時間がなくても、お金がなくても、
逢いたいと思ったら逢わなきゃいけない。
彼女の死を通して得た、私なりの教訓。
私の歳で、こんなに身軽でいること自体、
そういう生き方を奨励されているような気がする。
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| 未分類 | 11:35 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

いい言葉だと思いました

>大切に思っている人とは、
>たくさん逢わなきゃいけない。
>時間がなくても、お金がなくても、
>逢いたいと思ったら逢わなきゃいけない。


初めて書き込みさせていただきます。恵比寿婦人々さんで、お名前は拝見しておりました。
上記の言葉、そのとおりだと思います。私も、会わないままに友達が逝ってしまったことがあります。
結婚歴11年の妻子持ちゆえ、身軽とまではいきませんが、今、この年齢だからこそ、友人は大事にしたいと思っています。

| 寒太郎 | 2005/01/12 12:59 | URL | >> EDIT

Re:いい言葉だと思いました(01/11)

寒太郎さん
いらっしゃいまし。

同じような思いをされたんですね。
この思いがどうか天まで届きますようにと、
願わずにはいられない気持ちですよね。

この歳になると、友人のかけがえのなさをつくづくと実感します。そういう機会が多いように思います。
思い、思われてこそのいい人生なんでしょう。
ちょっとオババ臭くなっちゃった。
でもホント、そう思います。

| なおニン | 2005/01/12 13:38 | URL | >> EDIT

Re:彼女に教えられたこと(01/11)

まだ身近で友達が亡くなったことがないので、
こんなことを考えることがなかったので、
いい勉強になります。
友達は亡くしたくないですね。
でも命には限りがありますからね。
人財は大事にしないといけませんね。

| 恵比寿婦人々 | 2005/01/13 00:08 | URL | >> EDIT

Re[1]:彼女に教えられたこと(01/11)

恵比寿婦人々さん
>まだ身近で友達が亡くなったことがないので、
>こんなことを考えることがなかったので、
>いい勉強になります。
>友達は亡くしたくないですね。
>でも命には限りがありますからね。
>人財は大事にしないといけませんね。

5、6年もすればどんと増えますよ。
私もここ2、3年のことですから。
これこらもっともっとヘヴィーな別れを体験していかなきゃならないんですよ、きっと。

忘年会の話し、頓挫してますね。
いかんいかん。
風邪は完治?

| なおニン | 2005/01/13 10:09 | URL | >> EDIT

初めまして。

ひつじさんと申します。
ニ年前に自宅マンションから飛び降り自殺した旦那のことを思い出させた。本当は忘れたわけではないけど、今年の二月で三回忌だし、でもね、ひつじさんがいつまでも悲しむと彼もあの世では喜ばないってことを最近となって、そう思えるようになったんや。 ひつじさんが幸せになって欲しいって絶対願ってくれるって、辛い別れが永遠となったが、いつまでも心の中に生きているよ~そう思ってあげてください。
彼の生きられなかった分をひつじさんが生き抜いて見せますってね・・・
いまでも独り これからも ずっと 独りぼっちの
ひつじさん・・・・・
良かったら コメントください。

| ひつじ | 2005/05/30 22:47 | URL | >> EDIT

Re:初めまして。(01/11)

ひつじさん2619さん
はじめまして。ようこそ。

私には想像もできないほどの思いをされたんだと、
書き込みをみて思いました。
いつも、これからもずっといっしょにいると、
そうじゃないことを疑いようもなかったご主人の
突然の死を乗り越えて今を生きているひつじさんに、
ただならぬ思いを感じます。
人生のパートナーはただひとりきりじゃないし永遠でもないけれど、
ぷっつりとそこで存在がなくなるとそれはある意味永遠になってしまうのかもしれない。
だから自ら命を絶つことで相手にとっての永遠になろうとする人もいますね。ひつじさんのご主人がどうであったのかはわかりませんが、きっと彼はあなたの永遠でいられることに満足しているのかもしれないですね。…勝手な推測ですみません。
でもそうであればなおのこと、ひつじさんがこれからの生きていくためパワーもどこかで得なければ。永遠は記憶の中だけでに納めて、いっしょに現実を歩いていける人との出会いもこれからきっと待ってるはず。ずっと独りぼっちでいることだけが彼へのレクイエムじゃないと思ったりもします。
えらい勝手なことばっかりでごめんなさい。
そちらへも遊びにいきますね。
こんな脳天気なとこですが、またきてください。

| なおニン | 2005/05/31 10:15 | URL | >> EDIT















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