一昨日の金曜日は、
帰りがけにみつけた特大のスルメイカをさばいて、
途中で切れることなく初めて一気に皮が引けたのを
ヌフヌフと喜んだり。

イタリアの新酒ノヴェーロを味わうべく、
久しぶりに作ったハンバーグがふっくらジューシーだったのが
結構うれしかったり。

でも、舌がなんだかぴりぴりするし、
喉がいがらっぽくて葛根湯飲んだりしてたんだ。
翌日は暗いうちに起きてツーリングへでかける予定だったので
最近縁あって、中古でお安く譲っていただいたReiv'tのインに
なにを重ねようかとファッションショーまでして。

Interphoneやモバイルバッテリーをチャージして、
準備万端だったのだが。
やっぱり口の中がおかしい。
喉にかけて赤みがあるし、
上顎全体に、小さな口内炎がいくつも出来ていて
舌は痛みが痺れに変わって味がまったくわからない。
船橋ではいずれもハズレの医者にしか出会えないので、
月曜に新橋か神谷町の医者へ行きたいのだけど、
そんなことは言っていられない症状。
AEON船橋内のドクターランドに耳鼻科があると知り
えっちらおっちら歩いていって診てもらった。
結果、手足口病ウイルスに感染の可能性が高いらしく
舌の痺れもそのせいでしょうとのこと。
手足口病…?
子どもの病気だと思いきや、大人でも掛かるのか。
毎度うがい手洗いには気をつけているのに
いったいいつどこでなにゆえ拾ってきたんだか…?
それにしても、食べることがこんなに辛いなんてこと
未だかつてあったしらん。
租借のたび、口の中を前後左右に移動する食べ物が
上あごの口内炎に当たって激痛が走り、
飲み込めば腫れた喉が痛い。
塩気、辛み、酸味、熱のすべてに耐えられない。
上あごに食べ物が触れないように
前歯で噛んで水で押し流す。
舌がしびれているので甘いも辛いもわからない。
こんなの食事じゃあないよねぇと思うと
痛さと情けなさで視界が霞んだ。
そうして、咀嚼が左右の歯で噛んでは舌で転がすって作業の
繰り返しなんだなぁとつくづく実感。
ワタシを殺すなら刃物はいらん。
料理する楽しさと食べる楽しみを取ったらあっちゅう間。
今朝は昨日の夜よりいくらかマシなので、
薬が効いてくれてる模様。
昨日は味のないスポンジを食べているようだったけれど、
ほんのりとした甘みがわかるようになって、
ロールケーキのおいしさを味わえるようになってる。

でも舌の感覚のなさは相変わらずで、
舌で口中を舐めても、表面にビニールを貼られているような
なんともいえない気持ち悪さがある。
ツーリングに行くなってことだったんだね、きっと。
そう思っておくことにしよ。
いずれリベンジするわよ。