テニス肘の案配は相変わらずよくはなくて、
土曜の午前中はリハビリデーと化している。
パラフィン液に何度か浸けて温めて低周波をあててる。
週に2回ほどのこの治療が果たしてどれくらい効くのか
それはまったく未知なんだけれど、
併せて暇さえあればテニスボールをニギニギしたり
ストレッチをしたりしているので、
当初より痛みが軽くなってはきている。
でも雑巾を絞ったり、手を開いてものを掴んだまま
持ち上げる、引き上げるなどの動作はまだまだビリビリと痛みが走る。
発症からまもなく一ヵ月。
過去の腱鞘炎が3ヵ月ほど掛かっているので、今回もそのノリか。
腕が痛くても重たい琺瑯鍋やら圧力鍋は大好きかつ手放せない。
この日も大根とゲソなどコトコト煮込んだ。

大根と炊くとイカは滅法柔らかくなるのだが、
ボデーは年末に肝焼きに。
冷凍していたゲソしかなかったのが悔やまれる。
年末に腕が痛くてろくすっぽできなかった掃除などしていたら
また痛みが増すなどして、やはり完治への道は長そうだと思う。
安静をキープするには、メイドを雇うしかないのだもの
中日は
バンクーバーの朝日を観に有楽町へ。
銀座通り沿いに掲げられたメニューをしっかり確認したのに、
靴は脱ぐわ、仲居さんに案内されるわでちょっとビビって入ったのは
銀座がんこ。
回ってないお寿司を銀座でいただくなどバブル以来。

ネタはまぁ可もなく不可もなくだがシャリが美味なのはさすが。
でもお寿司の評価としてそれってどうなの?
この日のお鮨のほうが圧倒的に美味だった。
肝心の映画はとうと
ろくにストーリーも知らず付き合いで観にいったので
前半に二度寝落ちたにもかかわらず、
中盤からラストにかけては涙が落ちた。
バンクーバーの日本人村に暮らす若者たちが結成した野球チームが
現地の野球リーグに参加して、優勝するまでのおはなし。
図体の大きなカナダ人チームに手も足も出なかったチームが
今ではお家芸ともいえる頭脳野球を編み出していく感動ストーリー。
派手さはないけれどじんわりと心に効いてくるいい映画だった。
若い人からお年寄りまで、観客の年齢層は広かった。
さてさて東京駅までぶらり歩いて帰りますかと
外堀通りを歩いていたら、こじんまりとした
お酒屋さん発見。
素通りできなかったのは、店内で飲めそうな風情だったから。
山形のアンテナショップで買った
ワインと日本酒をすでにぶら下げていたのでここでは飲むだけに留めて。

ワタシは島根の
意宇という純米大吟醸、600円を。
大吟醸にしては甘めだけれどすっきりとした旨味がある。
うまし。

連れの500円の飲み比べセットももちろん盗み呑み。
神奈川のお酒もなかなかおいしいのね、これは楽しい。
この日も相当歩いたのだけれど、
翌日もつったかたーと歩いてららぽーとへ。
うちから20分もあるけばこの眺め。

ゆえにハザードマップによれば津波が起きれば我が家は浸水する。
歩いて海まで行けるのが越してきたころは嬉しかったんだけどな。
氷るような海風で耳がちぎれんばかりに痛い。
船橋…、いや正確には南船橋のららぽーとの正式名は
ららぽーとTOKYO-BAY。
東京湾に違いはないが、ここは千葉港だ。
これを言い始めたらTOKYOディズニーランドだってスルーできない。
ディズニーランドのある浦安市は千葉県だ。
そんなにTOKYOを謳いたいのか。
そもそも千葉県民自体が、
船橋や津田沼までは東京だと思っているとも聞いたことがある。
千葉駅あたりでようやく本格的に千葉ラベルを貼っていただけるのか。
そういう意味では非常に中途半端だ船橋。
千葉ラベルが別段欲しいわけではないけれど。
なんてことをぼんやり考えつつららぽ着。
せっかく歩いたのに甘味が欲しい、コーヒーも飲みたい、。

開店直後でフルラインアップ前のミスドにて、
ワタシは3個しか食べてないぞ。
好日山荘で、欲しかったゴアテックスパーカーを30%オフでゲット。
GAPのパンツはSALEと会員割引で2500円なり。
よしよし!といい気分で帰りも寒風に抗いながら歩いて帰宅。
よく食べ、それなりに散財した3日間だった。
この後はGWまで連休なし?
春まで猪突猛進だわね。