先週はホットな都会と心地のよい大自然と、
両方に触れて刺激を受けてきた。
ホットな都会は、最後にいつ行ったのか
思い出せないくらい久々だった表参道。

実はここのAppleも初見参なんだもの、
いったいどんだけ来てないの?

飲みに行くのは地元か新橋ばかり。
新規開拓なんかするエネルギーはもうとっくに枯れちゃった。
だからこの日、仕事が終わって軽く飲もうとなっても、
足が向いたのは
かつての行きつけ。
何年か前に行ったときには、
初老のご主人が息子さんくらいの若い方に代替わりをして、
笑顔が耐えないお母さんは、しかし足腰にガタが来ているのが明らかで。
数件の小料理屋がひっそりと並ぶビルの地下へ下りて、
そこが暖簾も看板もない空き店舗になっているのを目にしたときは
あぁやっぱりと切ない気持ちでいっぱいになった。
いくらか早い時間だったのに、すでに暖簾が揚がっていたのは
その奥を入った伊志井。
もういいですかー?と掛けた声に、はいどうぞと小柄な女将。
結局そのまま5時間も長居をすることになったんだけれど、
刺身から揚げ物まで気の利いたラインアップのアテはどれも美味で、
客もカップルやらサラリーマンやらがすすっと来て静かに飲み、
そこそこの時間で帰って行く。
しゃべりすぎず、でもちゃんと気を留めていてくれる女将のあしらいとか、
一皿の盛り具合とか、添えのチョイスとか、
決してとびきりじゃあないけれど、いろんな意味で案配のいい店。
下町でもしっくり来そうな雰囲気もいい。
折りも折りということで、ビールと日本酒の後に
やっぱりコレを飲みたくなちゃって禁じてのチャンポン。

マッサン観てる?私はマッサンよりもエリーに首ったけだ。
そうして大自然と戯れにやってきた土曜の朝はこんな風景を眺めてた。

初めて降り立った木更津駅。
アクアラインが川崎方向へと伸びてってる街だから
バイクでは何度も来ているんだけれど電車ではお初。
友人夫妻に駅前で拾ってもらってやってきたのはこんなところ。

九十九里最南端の太東にたたずむこのカフェは
空と海しか見えない文字通りの崖っぷちにたたずんでいる。
店の前に広がる庭からはこんなビューが。

そしてEDWARDと名付けられたオブジェな彼に
ハートをわしづかみにされた。
ここにたたずむために生まれてきたような不思議な魅力を放ってた。

崖の下の太東崎にもまたインパクトのある岩があって。

凪いでいたら渡ってみたかった。
すでに奄美のほうに向かっていた19号の余波か、
派手に打ち寄せる波がまき散らす雨しぶきを浴びながら
濁った海をかろうじてカメラに収めてわらわらと撤収。

九十九里から三芳方面へとドライブを続ければ
立ち寄ったギャラリーですてきなペンダントと出会ったりして。

バイクで行きたいクネクネもたっぷり。
やっぱり千葉はいいな。
で、今日の食ネタはというと、
ヨーグルトを焼くとモッツアレラチーズになるという噂の
真偽を確かめるため実行。
180℃のオーブンで30分焼いたけど、
モッツアレラというよりはカッテージチーズに近いシロモノ。
低脂肪ヨーグルトのほうがもっちりするとも聞くので
try againですな。
それでも、流行の桃モッツアレラならぬ柿モッツアレラは
かなり美味だった。

バルサミコ(ワインビネガーでも可)、黒こしょう、オリーブオイルを
ちょちょっとかけてどうぞ。
Kさんはなおさんにドナドナされて一週間。
9日が車検切れだったのだが、行ったのか行けなかったのか音沙汰なし。
行ったのなら直せてるはずだし、連絡がないということは
なにも進んでいないのかも。
寒くならないうちにキャンプに行きたいのに…。
赤ワインのツマミでも…と、オイルサーディン缶を火にかけてたら、
そんな気分になってきてなんだか悲しくなってきたのだった。
