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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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Honda New Odessey CMのあーだこーだ 「★つ・ぶ・や・き★(1280048)」

コレ、HONDAのニューオデッセイのキャッチコピー。

いいクルマが
好きだ。
男ですから。


短いキャッチの中にデスマス体と、デアル体が混在。
わからんちんのクライアントなら、朱書きを入れるところだ。

でも。

いいクルマが
好きだ。
男だから。


なんだかオコチャマのワガママみたいになるし
座りが悪い。


いいクルマが
好きです。
男ですから。


色気や主張が呆気なくすっ飛んで
個性が欠落してしまう。


きっと最初の一文は“彼”のツブヤキ。
遠い目をして「いいクルマが好きだ」とつぶやいたかれが、
ふと視線を相手に戻していうのだ。
「男ですから」

健さんの「不器用ですから」のせいだろか(違うよ)。
とてもシックでオトナな余韻が残る。

こんなに短いキャッチでも、アタマの中で転がすうちに、
作り手のコピーライターが思い浮かべたシーンがみえてくる。

敢えて改行したことで、「クルマ」と「好きだ」が強調され、
かつレイアウト的に納まりやすくなっている。


パッと見、何とも思わなかったんだけれど、
よくよく読むとよく思えてきた…。



いや、違うんだ。

今日のネタはこのCMのキャッチじゃなくてBGMのほう。
The Bee Geesの名曲ステイン・アライヴだ。

この曲は70年代後半のディスコブームの火付け役となった
映画「サタデー・ナイト・フィーバー」の中で、
「恋のナイトフィーバー」などとともにフィーチャーされて、
まだスレンダーだったジョン・トラボルタが魅せる
ダンスシーンのかっこよさも手伝って映画ともども売れに売れた。
アルバムとしては2500万枚という桁違いの売上を叩き出している。


またThe Bee Geesにとっても、
「Melody Fair」なんかをささやくように歌う
冴えないコーラスグループだった彼らが
ディスコミュージックへ方向転換して大ブレイクに至る
きっかけとなった曲でもある。

当時のディスコでこの曲がかかると、客がどっとフロアに流れて
壁面のミラーに向かって同じステップを踏むという
今のクラブでは考えられない光景が繰り広げられていて、
門限を気にしながらも陶酔する、まだピチピチの私もそこにいた。

この映画がきっかけで“フィーバー”という言葉が流行った。
パチンコ業界ではその後ずいぶん長い間使われていたようだけど、
巷ではすぐにオヤジ語に格下げされた。
それでも当初は
「土曜の夜フィーバーする?」なんて台詞に
だれも恥ずかしさを覚えない…、そんな時代だった。


話はCMに戻って。

この曲はThe Bee Geesのファルセットコーラスももちろんだけど、
私はイントロに痺れてしまう。
イントロを端折らず全部入れて欲しいくらいだ。
キャストはなに気にファンなジョージ・クルーニー。

新橋駅烏森口構内の巨大ボードに貼られているポスターでは、
顔に寄りすぎのためお肌の衰えが気になるのがいただけないけれど、
CMの中のナチュラル&セクシーな演技はさすが。

大好きだったリチャード・ギアがぼちぼち干からびてきたので、
ER時代から気になっているジョージ・クルーニーに鞍替え時かな。


そんなわけで。
電車の中で腰が動かないようじっとして聴くのは結構ツラいけど、
今週の私のiPodではThe Bee Geesがヘヴィロテ中。

アルバム発売元のワーナーでもこんなキャンペーンページを立ち上げているし、
ひょっとしたら軽く火が付いたりするんだろうか。

ギャッツビームービングラバーでパロディされている
The Stylisticsの「愛がすべて」の時もそうだったけれど、
70年代後半から80年代にかけてのsoulfulなナンバーは
チラと耳に入ってくると、いても立ってもいられなくて
CDやiPodを引っ張り出してしまう。

仕事も遊びも恋愛も、まるでスポンジのようにいろんなことを
吸収しまくっていたあのころ、
当時琴線に触れたものは、今なお感性の深いところに刷り込まれていて
何かの折りに軽く刺激されるだけで自分の中の何かが覚醒するんだろ。
あの頃、あの年代のワタシでよかったとつくづく思う。

きっと70歳のアタシでも、
このあたりのナンバーがかかればジッとはしてられないんだろな。
馴染みの民謡がかかるとびっくりするくらい元気に踊り出す
オバアチャンとなんら変わらない。
いたって普通のこと。

ただそれがboogieでWoogieなノリだってこと。
それだってアメリカでは民謡に毛が生えたようなものだもん。


ともあれ、
そんなにいうならCMをじっくり見てやっかという方はこちらから。
ファーストビューの右下部「AD LIBRARY」からどうぞ。
メイキングのジョージもお茶目でステキだ。






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