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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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帰省ツー5日目:休息日 「☆バイクでツーリングに行こう=3=3(4034)」

9時に寝ちゃえば早起きは当たり前。
新聞やさんのバイクが来るより早く目覚めたものの、
両親が起き出すまで、父のVAIOをカシャカシャやりながら
のんびりと起きだす。


9月10日。この日は休息日。
WOOも休ませる。

叔父夫妻が私の大冒険を聞きつけてランチにやってくるからだ。

若くして運送会社を起業して、今はもう息子達に託している叔父は
そもそもが乗り物好き。

もちろん若い頃はバイクを乗り回していたらしく、
エンジンのフィンにアルミの洗濯ばさみを付けまくり、
熱を放出させつつ目立っていたのだとか。

うちに来てクルマを降りるなりバイクカバーを自ら外す。

「二気筒ね。ほぉーよかねぇ。いいバイクばい。
またこのタンクの赤がきれいかぁ…」

叔母にせがまれWOOに跨る。
従兄弟たちに見せるのだと、写真を撮られる。

従兄弟の中で、こんな生活をしているのは私だけ。
悠々自適と誤解されそうなのが気になるけれど、
実際こうしている私は、お金はなくとも豊かな人生かもしれない。

母の手料理でもてなす長いランチ。
お酒がなくとも場のノリは大宴会。
母の血筋にはお昼休みの長寿番組のMC、某氏がいるだけに、
この叔父の話のうまさ、おもしろさも素人離れしている。

「今度は大勢で来てうちの別荘ば使わんね」

その気はあっても、メンツが揃わない。
でもでも感謝感謝。


そんな心優しい叔父夫妻を見送って、
昨日膝を切ってしまったライディングパンツをいじってみる。
ニーパットを取り出して、昨日に次ぐ追い打ちの衝撃!
あわれニーパット
そのど真ん中に切れ目が入っているではないの。
表面の生地だけでなく、ニーパットまで切れていたのだ。

まさかと思って引っ張り出した、
すでに洗濯済みのモンベルのインナーパンツも、
同じ場所が切れている。
恐らく膝を付いたところにとがった石でもあったのだろう。

果たして自分の足はどうかというと、
膝横の打撲部分は紫色の内出血があるものの、
お皿の真ん中、まさにニーパットが切れた部分は、
ほんのり赤みがあるだけで出血の跡はまったくない。

まさにHYODサマサマだ。
去年の山梨行きのようにジーンズ一枚でコケていたら、
きっと膝はパックリ、夢の聖地で流血騒ぎの憂き目だったはず。

備えあれば憂いなし…。

2万円以上するというと目を丸くした母とふたり、
試行錯誤しながらパンツ修理に没頭したのだった。

その後、WOOにカバーを掛けようと表に出て、
コケたダメージがないか再度確認をしてみる。

と、右側のエンジンガードが曲がってエキパイに密着している。
これも昨年の山梨行きでのコーナー転けに次ぐ第二弾だ。
前回曲げたときはバーナーであぶりながらナオサンが
直してくれたけれど、もう二度目は無理なはず。
なにより、エンジンガードの根元部分にクラックが入ってしまっている。
切れてる

さらに、あらぬ方向へ曲がってしまったエンジンガードを
フレームとジョイントしている部分のボルトは
ぐにゃりと曲がってしまってる。
ぐにゃり

どうにもリペアの方法がないと悟り、ナオサンに電話。
一瞬の間の後、
「なんかあった…?」と心配げに尋ねるナオサン。
ダートでコケたというと、いい経験したね、と。
さすが、強者は言うことが違う。
ざっと状況を説明して大型エンジンガードひとつをオーダー。

ひどく高く付いた阿蘇のお蕎麦。
あの場合、どうすりゃよかったのか…。
もっとゆっくりそろそろと行くべきだったか。
手前にバイクを停めて歩けばよかった?
今となってはどうにも取り返しが付かないけれど、
ダート走行をちゃんと練習しておきたくなったことだけは
確かだった。


夕食は気を取り直して。
伯父が玄海で買ってきてくれた天然の真鯛とワタリガニを
カルパッチョと、茹で蟹、ブイヤベースにして堪能。

次の日の夜はもう船上の人に。
楽しい日々は、実にあっけなく過ぎていくのだった。


走行距離0km
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| 帰省ツー | 19:17 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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帰省ツー3日目:島根県益田~角島~福津 「☆バイクでツーリングに行こう=3=3(4034)」

3日目の朝…。

スッキリと目覚めて部屋のブラインドを上げてみる。
が、なぜかそこには漆黒の闇。

はっ??

思わず声にしてしまう。

ひょっとして一日以上眠ってしまったのか…?

キツネに摘まれたような気分でケータイの待ち受けを見る。
「22:25」
混乱するアタマで日付を読む。
「9/7 SUN」



餃子&ビールで心地のよい眠りに落ちたのが
恐らくは午後8時。

連日3、4時間の睡眠で事足りてしまっているせいか
たっぷり眠ったはずがまだ同じ日の午後10時半だったのだ。

出かけようと思えばいつでも行けてしまうほど
アタマもカラダもクリアなのに
これから朝までなにしよう。。。

ベッドに横になりながら
友人にメールなど打つうちに、
しかしあっけなく再び眠りに落ちる。
口ほどにもないヤツとは私のことだ。


やっと本当の朝がきて。

6時45分にならないと始まらないモーニングバイキングはパスして、
信じがたい日持ちのワケを
未だ本気では信用していないヤマザキランチパックと、
野菜不足を補うべく旅の間頻繁に飲んだ野菜ジュースで朝ご飯。

日本海沿いの191号を西へいく。
が。
そろそろ給油しなくてはならない状態なのに、
予定していたホテル最寄りのスタンドへ行くと7時開店の看板が。
45分も待たなくてはならない。
前日チェックインまであんなに時間があったのに、
入れておかなかったことを激しく後悔。

地図を眺め、あらかじめ書き込んできた
その先のスタンドまでの距離と、
WOOが走ってくれそうな距離を計算。

定かじゃないけど走れそうな感じがしたので
そのまま続走。
人一倍焦るわりに、対処がひどくアバウトな自分を
いまさらながら認識する。

海岸線に付かず離れずの191号。
海の景色が途切れると、田園風景が現れる。
山口田園風景
黄金色に色づいた稲穂が重そうに頭を垂れ、
薄い雲が遠くの山間にたなびいている。
まさに日本の原風景を見た思い。

再び日本海に戻れば朝の清々しい潮風が吹く。
20℃をやっと越えるくらいの気温の中、
ここも通行量が少なく快走が続く。
阿武の道の駅
北長門海岸国定公園に指定されていてるこのあたりは
絶景を眺めながらひどく贅沢な走りが楽しめる。
青い海と大小の浮島が美しい。

やがて8時を過ぎるころには萩の町に入る。
CMで仲間由紀恵が「おいでませ」といざなった山口県の萩は
以前大好きな萩焼の窯元を訪れて以来心惹かれている。

白壁が続く古い家並みや萩城のあたりは、
江戸時代の地図のまま今に残されている。
萩城下

件のキャンペーンの甲斐もあってか、
朝早いにもかかわらず、
ガイドに連れられてそぞろ歩く団体旅行客があちこちに。

もっと遅い時間だったら人気のない街並みを撮るのは
難しかったかもしれない。

萩を出てからは予定外の「萩・三隅道路」へ。
頻繁に崖崩れが起きる危険な峠道の代わりに
今年のはじめにできてばかりの無料バイパス。

急ぐ旅ではないのに
さらなるショートカットをしてしまった。



だけど、実は気持ちは逸っていた。
今回の旅のひとつめの目的地、角島を目前にして、
すでに気持ちはウルトラにハイだった。

右折の目印になっているローソンを曲がり、
細く曲がりくねった生活道路を抜け、
その優美で美しい角島大橋をついにWOOと走る。

某輸入車のスローガンではないけれど、
これ以上の「駆け抜けるよろこび」があるだろうか。

クルマで訪れたあの日に思い描いた通りの光景が
ヴィジュアライズされている。

角島で美しいのは橋だけじゃない。
島を取り巻く海もまた、海外リゾートを彷彿とさせる
コバルトブルーに染まっていて、白い砂浜と相まって、
見とれるほどに美しい。
角島の海とWOO

早めのお昼をいただこうと
島を半周して着いたしおかぜの里角島

イカカレーのメニューが掛かった飲食コーナーは
どこか閑散としていてそそられない。

大自然というハードはピカイチなんだけれど、
観光というソフトはいまひとつ。
ちなみに210円と、とってもお安いソフトクリームは、
あろうことかワカメだし。

やれやれと、ミネラルウォーターを飲みながら
ぼんやりと海を眺める。
one love
照りつける太陽と蒼すぎる海、白い砂、穏やかな風。
自然に口ずさんでた「One Love」。
角島は日本で一番ラスタなスポットかもしれない。

…と、鼻歌混じりで駐車スペースへ向かうと、
WOOの隣りに一台のバイクが。
近づくに連れ、そのバイクのフォルムがWOOとウリ双子なのが
見て取れる。

兄弟か?

オーナーさんに軽く会釈しながら近づいて、
間近で目をやるとなんとW1だった。

初めて見る生W1に、ちょっと感動。
しかもこんなところで。

整備もすべて自前でやっているので、
微細な調子の変化もすぐにわかると目を細めるその方は、
広島から秋吉台を回ってきたのだとか。

W1といっしょに
写真を撮らせていただいた上に、
最後まで手を振って見送っていただいた。


そうして名残惜しい限りの角島に別れを告げる。
もちろん、また来ることを誓って。
角島大橋


その後は、いよいよ極まった空腹を抱えて、
さらにペースは上がる。
191号から幡生を経て下関ICから1日振りの中国道へ。

乗ってすぐの壇ノ浦PAでやっとお昼にありつく。
壇ノ浦丼
イカそうめんの上に、なぜかサーモン。
生姜入りのだし醤油をかけていただく。
昨日の漁師風御膳は初日の鰻重の1/2、
そしてこの日は漁師風御膳の半額。
日に日に安価になっていくランチってどうなの。
でも、この丼、お刺身は普通だけど、
海苔が抜群に美味だった。
…それもどうなのよ。

やっと落ち着いて記念撮影。
関門橋お約束のアングルで。
関門橋とWOO

ちなみに壇ノ浦PAがあるのは中国道下りのみ。
本州最西端のPAとなる。
ここには去年ファミリーロッジができた。
実家が近い私が利用することはないと思うけれど、
ひとりでも5,000円程度で宿泊可能だし、
設備も申し分ないので利用価値は高いかもしれない。
関門海峡の眺めも楽しめる。


汗が引いたTシャツに、再びジャケットを羽織って
いざ、九州へ。
実質ほぼ終焉を迎えつつあるソロツーは、
なんだかちょっぴり物足りない。

3日なんてあっという間だ。
しかも半分以上は高速道路。
あまりに無事過ぎてつまらないなんてことは
口が裂けてもいえないけれど、
要はもっと走っていたいという想い満々。

とはいえ、早く両親をホッとさせることも目的のひとつ。
ガラ空きの九州道をかっ飛ばして、
あれよのうちに実家着。

シャワーを浴びてビールを煽ったのは、
まだ日も高い3時前だった。


懸案のパーキングについては、
父の構想がすべて実行不可能だったため
敢えなく門扉の外に置くハメに。
うちのまえが緩いスロープになっていることでも
自由度を大きく制限された。


走行距離272km

| 帰省ツー | 19:14 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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帰省ツー2日目:大阪南千里~島根県益田 「☆バイクでツーリングに行こう=3=3(4034)」

朝5時前、ひとりでに目が覚める。
窓からの眺めに雨の跡や気配はない。

身支度をしながら、ウィダーインゼリーの朝食を終えて、
7時前に中国池田ICから中国道へ。

日曜日のせいか通行量はひどく少なく、
路肩にバイクを停めて写真を撮ることが
なんの躊躇もなくできてしまう。
南千里を出て一時間もしないうちに、
空と雲と周囲の緑と、テーパーをかけながら延びる
アスファルトの道しかない風景が続き始めた。
中国道1

写真を撮った以外はノンストップで上月PAまで走り、
ペコペコのお腹をおにぎりで満たしたのが午前9時。

やがて道は兵庫県から岡山県へと入り、
クルマの影はさらに減る。
中国道岡山
噂に違わぬ中国道の閑散振りは呆れるほどで、
通過しながら目をやるPAのほとんどには
バイクはもちろん、クルマの一台もいない。

文字通りのオンナバイク乗りのひとり旅。
ぶつからずに歩けないような人混みに揉まれる日常に
しかめっ面をしながら耐えていたのは、
たった2、3日前じゃなかったか。

見渡す限り人影がないこんなところを駆っ飛んでいるアタシも、
あの日と同じアタシなのに、どこの時点からか
いつものあのアタシではないアタシに変身してる気がして、
疲れなど、眠気など、そして一番苦手な寂しさなど
感じることさえ忘れてた。


中国道はやがて広島県に入る。
給油所がひとつもない浜田道へ入る手前の最後のSA、
七塚原で給油して、ひたすら長閑な安芸を抜け、
この日最後の高速道路、浜田自動車道へと入る。

すると、ポツ…、ポツと落ち始めた雨粒が、
あっという間に大きくなって、
路線バスの停留所へ避難。
初日の大黒ふ頭以来またレインウエアを着込む。
毎日ちょっとずつ降られてる。
でも、そんなにいやじゃない。
停まってエンジンを切って、サイドバックのレインウエアを着て、
違ったニュアンスで走るのもまた、いいかなと思える。

でも「着れば止む」ジンクスはここでも効いていて、
60kmほどの浜田道の終点浜田へ着いて、
道の駅ゆうひパーク浜田に着く頃には
また青空が覗いてた。

昨日は太平洋、そして今日は日本海。
日本を、満喫してる。
感無量。
浜田の日本海


バイクに乗るとお腹が空く。
すでに午後1時を回っておなかはペコペコ。
きっとおいしいお魚がいただけるだろう…と、
いそいそとレインウエアを脱いでたたみ、
メットを取り、サングラスをかけ、
シートの荷物に足をかけないよう上手にバイクを降り、
いざ!と建物手前にある3段ほどの階段を上ろうとして…
コケた。

躓いただけならまだしも、
地面に立派に手を突いて。


ただでさえオンナひとりのバイク乗りが目立っていることは
パーキングエリアにバイクを入れたときから気付いてたから、
そのコケの顛末を眺めていた人は、そこそこいたに違いない。

言い訳をするわけじゃあないけれど、
出発から5、6時間も走ってバイクを降りると、
時としてよろめくこともある。
足が一瞬がに股チックになって歩きにくいこともある。

たぶん、きっと、そんなことも一因の
立ちゴケならぬ、歩きゴケだったのだ。

何ごともなかったように立ち上がって建物内に入る。
手のひらに埋まってしまった胡麻粒ほどの砂利を
周囲を歯で噛みながら吸い出してため息ひとつ。
でもこれできっともうコケることはないわよと、
思いこもうとしていた。
昨日からの快走を思えば、むしろコケる気なんかしないわと
そう思ってた。
このときは…。


そんな勢いだからフードコートなんかには目もくれず、
景気づけに和食処へ入って漁師風御膳1,300円をいただく。
昨日の約半額とはいえ、非日常なランチが続いている。
ビールが飲めないのは不思議と平気だ。
飲めないときは飲みたくならない。
ひょっとしたら私はものすごく卓越した順応性の
持ち主なのかもしれない。
お野菜たっぷりのお刺身サラダ風が美味だった。
漁師風御膳1,300円なり

昨年世界遺産に登録された石見銀山のある島根。
お土産コーナーには、石見もののラインアップが目立つ。
県内とはいえ、行ってもいないところの土産を買うのは
粋じゃない。

特に心惹かれるものもなくWOOに跨る。

私は根がせっかちだ。
気の短い父の性分をまんま受け継いだらしい。

晴れ晴れとした日本海の美しい風景にのんびり浸るでもなく、
再び海沿いの9号線をひた走る。

なもんだから、チェックインに30分も早い午後2時半、
益田のホテルに着いてしまった。

昨日からの走行距離や燃費などをメモして時間を潰し、
3時にチェックイン。

すぐにホテル周辺を散策して、
コンビニでビールと明日の朝食を仕入れる。

シャワーを浴びたいところなんだけど、
雨に濡れて汚れたWOOを先に磨いてやらねばと、
ビニール袋に水を入れてパーキングまで行き、
持参したウエスで洗ってやった。

やることをやって落ち着いたところで
ゆっくりとシャワーを浴びてやっと寛ぐ。
グリーンモーリス益田
日焼け気味になることを予想してもってきておいた
Q10配合フェイスマスクで決して公開できない顔になりながら、
クーラーを利かせた部屋でビールをちょっと…で、
至福のうたた寝…。
Q10パック

夕食は、出前してくれる割子そばを狙っていたのに、
今日は出前サービスはお休みです…とのフロントの回答にがっかり。

ならばとふたたび周囲を歩いてみたものの、
ハデな電飾看板がチカチカ瞬く居酒屋や、
人っこひとり入っていない薄暗い回転寿司やや、
ライブ予告が掲示されているカレーのお店、
「営業中」の札が掛かっているのに引き戸が開かないそば屋など、
ことごとく気を殺がれる店ばかり。

ホテル内の高級和食やしかないんだろか…と戻る途中、
目に入ったのは「大阪王将」!
餃子&ビールでいーじゃない!と、指を鳴らす。
夕方なのに、閑散とした店内がどうも気に入らず、
6個入り210円をテイクアウト。
よく見るとほとんどのメニューがテイクアウト可能なので、
ついでに炒飯もオーダー。


かくして昨日の鱧から一転。
島根のひとときは、ビールと餃子で満たされながら
暮れていったのだ。


走行距離456km

| 帰省ツー | 19:12 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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帰省ツー1日目:船橋~大阪南千里 「☆バイクでツーリングに行こう=3=3(4034)」

2日前までは降水確率60%だった旅立ちの日、
若干湿度はあるものの、雨の気配はない。

どうにか3時間と少しの睡眠を取り、
まだ夜が開けない午前4時、荷積みを始める。

午前5時、船橋インターそばのセブンイレブンで
hideさんと落ち合う。

そう。
今日は某シさんディレクションのもと、
バイクブロガーのみなさんとboxerさんが
うなぎランチを兼ねた浜名湖までの“なおニン護衛”を
企画してくださっていて、
船橋組のhideさんには、出発時からごいっしょいただくことに
なっていたのだ。

ほぼ定時に出発して、千鳥町から湾岸線へ。
このルートで東名へアクセスしたことのない私にとっては、
首都高とは比べ物にならない湾岸線の走りやすさが心地よくて、
お台場あたりで雨がパラつきはじめても、
一向に気にならなかった。

でも、初めて立ち寄った大黒ふ頭に着く頃は、
シールドに当たる雨粒がやや気になりはじめて、
念のためレインウエアを着込むものの、
「それじゃあいきますか」とエンジンをかける頃には
また雨は上がりかけていた。

レインウエアを着ると雨があがる…。
止まない雨はないのだから、当たり前のことだけれど、
そもそもが晴れオンナの私の場合、
「着るとすぐやむ」ケースが多い。

みなさんとの集合場所、海老名に予定よりもずいぶん早く到着。
それでも隊長某シさんとhiroさんににこやかに迎えていただく。
本人の姿は見えないがR100RSがboxerさんの到着をも告げている。

やがて、同じくロングツーリングの予定を明日から今日に
急遽変更して途中まで同行してくださるぶらっくさん、
そしてluvさんも華やかなピンクのジャケット姿で到着し、
海老名をスタート。

次の足柄SAに着く頃には空はみごとに晴れ上がり、
今回は天気の心配は不要と、あっさりと決め込む。
足柄の青空

足柄の7台

富士川SAで予定通り最初の給油。
その後、うなぎがいただける浜名湖SA内の和食屋さんについたのは
開店11時にはまだ間がある10時40分。

SA内とは思えない広大で緑豊かな公園を散策しながら
しばし時間をやり過ごす。
新幹線からしか眺めたことがなかった浜名湖は、
豊かな湖水をたたえ実に美しい。
2008-09-15 21:22:23

照りつける日差しから逃げるように建物内へ戻り、
開店一番乗りで食事処に入店。
ひつまぶしやお手頃なうな丼などにも目移りしつつ、
でもやっぱりこれしかないでしょうというムード満載のなか、
7名揃ってうな重2,500円なりをオーダー。

これもSA内でいただけるうなぎとは思えないほど
タレの薫りが鼻腔をくすぐるやわらかく美味なうなぎを、
一堂しばし寡黙になっていただく。

さて頼もしい限りのみなさんに
お供していだけるのははここまで。
武者震いしそうな気持ちを、
呆れるくらいの暑さの中、熱々のコーヒーで落ち着かせる。
引き続き小田原方面へ行かれるみなさんと名残惜しいお別れの後、
伊勢湾岸道路手前でお別れするぶらっくさんと、
三ヶ日ICで降りてしまうboxerさんと共に浜名湖SAを後にする。

あっという間に迫る三ヶ日IC。
この旅を思い立ったときから相談相手になってくれた
boxerさんに、
「行ってきます!」の想いで左手をあげる。

そうこうする間にぶらっくさんとのお別れポイント、
豊田JCTが近いことを示す標識もすぐに現れる。
「左だよ」とサインをくれるやさしいぶらっくさん。
サムズアップで”OK!”を返す。
「どうかお気をつけて!楽しんできましょうね」
左と右。
視界から消えるまで手を振り続けて"good luck!"を送る。

大型トラックがちらほら走る程度の伊勢湾岸線。
右下がりに緩いバンクがついた広い3車線道路に
ひとりになった緊張感を煽られながら、
走ることだけに集中してスロットルを開ける。

2度目の給油のため、刈谷PAへ。
観覧車があるハイウエイオアシスだ。
温泉施設もあるようで、敷地はかなり広い。
刈谷SA

ここからクルマですぐのところでオシゴトされてる
hiroponさん-楽天ブログのお友達-からの着信の跡に気付く。
コールバックすると、仕事じゃなければ逢いに行ったのに…と。
お会いしたこともないブロ友さんたちにも、
十分助けていただいてここまで来てる感にまた浸る。
ありがたい。
ありがとう。


相変わらず真夏顔負けの日差しは強く
まだまだ高い太陽のせいで、木陰もミニマム。
冷房が効いた施設内で水分を補給して、未踏の地大阪へと向かう。

やがて左手に広がる伊勢湾の風景に別れを告げ、
東名阪、新名神と分岐を越える。
京都が近くなってきたころから通行量が増え始め、
渋滞とまではいかないまでも、ややペースが落ちる。

一番不安だった名古屋から大阪までの分岐がクリアできて
ひと安心したわけではなかったのだけれど、
なぜか目を皿のようにして探す「中国吹田」の出口がない。
あれ?
あら?
あっ…、太陽の塔過ぎちゃった…。

明らかなルートミスに一気に気分をトーンダウンさせながら
中国道を進み中国豊中で降りる。
戻るべく一般道は夕方の大渋滞。
ならばと大回りを覚悟のルート変更に挑む。

初めて訪れた土地勘ゼロ地帯。
よく見ると、豊中はひどく道が入り組んでいて、
時折確認する現在地が地図上に見つけにくい。

道を尋ねたご夫人はやや年配過ぎたのか、
要領を得なくて無駄骨に終わり、
ままよと走るうち意外にあっけなくたどり着く。

今夜の宿泊先、ホテルマーレ南千里。
阪急千里線南千里駅前のホテルだ。

チェックイン後、
着替えだけして駅にある阪急のスーパーへ。
場所柄、ご当地グルメに期待はしていなかったので、
早くゆっくりしたくって、お部屋で簡単に夕食を済ませたかったのだ。

「鱧の湯びき梅肉添え」で関西気分を醸しておいて、
宇和島のじゃこ天や南高梅といった、
とりあえず西の香りのするラインアップをカゴへ。

やっと飲めるビールの他、
灘の酒でも…と探すが新潟やら秋田、黒部のお酒しかない。
もう作ってないんだっけ?と、ちょっとがっかり…。



生まれて初めての大阪の夜は、
そんなつまみとホロ酔う程度のお酒であっという間に幕切れ。

雨が降らなきゃいいんだけど…と、
屋根なしのスペースに停めているWOOのことが朝までずっと気になった。

走行距離586km

| 帰省ツー | 19:11 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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なおニン杯争奪帰省ツークイズ結果発表 「ξバイク好きの交流所ξ(9570)」

長い長いツーレポを書き終えて、
楽しかった初の単独長距離ツーリングが完全に終了。

ということで、お約束の表記結果発表ということに。

各日の走行距離はというと…。
船橋~南千里     586km
南千里~益田     456km
益田~実家      272km
日帰り阿蘇      415km
実家~フェリー~船橋 101km

総走行距離は…1,830km

みなさんの予想距離数は…、
レクキオくん  1,650km
ぶらっくさん  1,575km
大阪人さん   1,723km
boxerさん   1,842km
企画営業兼老人倶楽部さん 1,530km
hideさん    1,783km
三十路♀さん  1,685km
hiroさん    1,751km
Lucy1005さん 1,587km
hiroponさん  1,680km
Pバラクさん  1,717km
LIVEさん    1,919km

というわけで、優勝はなーんとboxerさん!
誤差わずか12kmというみごとな予想…。
ひょっとして後を付けてたんじゃ?と思ったりして。

賞品は阿蘇のツーレポで発表した豊後牛カレーとかぼすポン酢。
boxerさんには近々贈呈ということで。

ご応募いただいた11名の皆々様、
本当にありがとうございました。

| 帰省ツー | 17:01 | comments:18 | trackbacks:0 | TOP↑

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帰省ツー8日目:有明~船橋 「☆バイクでツーリングに行こう=3=3(4034)」

早朝4時にセットした目覚ましよりも早く目が覚める。

とうとう旅の終わりを迎えたという寂寥感よりは、
早く降りたい気持ちの方が大きくて、
まだまだ下船まで間がある午前5時、
身支度をしてラウンジに出る。
早く降りたくて
数人の乗客の中に、あの75歳のオジサマと、
大工ライダーさんの姿も。
「やっとですねぇ」
おはようの後、しばし雑談を交わす。

仕事柄、1泊半の船旅で体がなまって仕方がないという
大工ライダーさん。
この日のうちに新潟まで帰ると言う彼に尋ねられ、
首都高の乗り口など、地図でアドバイスしてあげつつ、
まだ旅が続く彼が、かなりうらやましく思えた。

一方、すでにライディングパンツを履いてる私をみて
ずいぶん凛々しくなったねというオジサマ。
「しかしその格好もセクシーだねぇ…」

えっ?

確かに船上の私はずっとジーンズにTシャツだったけれど、
さらに厳つい出で立ちの中に、色気を見出すとは。
この方、若い頃は相当ブイブイ言わせていたんじゃなかろうか。

やがてあっけなく船は有明着岸。
駐車場へと降りる。
出口に近い方へ停めていた人たちは
荷積みが終わるとアイドリングもせず降りて行く。

大工ライダーさんは、すぐに鹿児島でコケた彼のもとへ行き、
押し掛けをしてあげている。
自分のことで精一杯の私に比べ、なんて優しい人。

カスタムだらけで元がなんのバイクだか見当もつかない
一台といっしょに、のんびりアイドリングして
靄のかかる東京の地に降り立った。

船内になかったホットコーヒーがひどく飲みたい。
お台場に24時間営業のマックがあることを思い出して、
357を家とは逆方向へ。

黄金色に色づいたあの田園風景も、
レゲエが口をつくあの海もない。
アスファルトとコンクリートまみれの街。
帰ってきてしまった

無事な旅の終わりに安堵。
そして森羅万象に感謝。

| 帰省ツー | 10:04 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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