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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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死なないために

ヒットエアーというライディングウエア。
バイク乗りにはすでに周知の、エアバッグ内蔵のジャケットだ。

すでに海外の警察でも使われているらしいし、
警視庁が胸部プロテクター着用を啓蒙していることもあって、
ますます注目度は上がりそう。

クルマのエアバッグを初めてみたときの驚きと、
それが瞬く間に標準装備になったことの現実を思えば、
生身で高速走行するライダーを守るヒットエアーが
いずれはスタンダード化、義務化することも充分考えられる。


そんなヒットエアーには、発案者であり、製造者でもある竹内さんの
誕生秘話があったらしい。
もともと発明好きの竹内さんの思いつきから始まった商品ゆえに、
開発資金のショートや試行錯誤の連続を強いられ、
彼の熱い想いと商品コンセプトに惹かれた人たちの
無償の援助なくしては、世に出なかった製品なのだ。



そんな苦労話を読み進むうち、個人的にグッとくる内容に
行き当たった。

開発途中の製品が出来次第仕入れたいと小切手を送った人物が、
一昨年昨年と仕事をさせていただいた
梅田モータースの梅田社長だったのだ。


未完成品の代金など受け取れないという竹内さんに
「よい製品への支援は惜しまない。
感謝するのはこちらのほうです」と言った梅田さん。
たくさんのバイクを販売してきたことへのただ一つの悔いは
不慮の事故で亡くなるライダーがいることなのだと。


梅田モータースのスタッフの方々の
ツーリング風景を撮影したとき、
彼らがみなヒットエアーを着用していることに気がついた。

社長命令で、バイクに乗るときは必ず着用することに
なっているのだと言っていた。

梅田さんが社員に着用を強いる背景に、
こんないきさつがあったなんて。

コンビニにトイレを借りようとして断られ、
戸惑っていた女性がクルマにはねられたのをきっかけに、
全店のトイレと休憩スペース(一部店舗はシャワーブース)を
「二輪 道の駅」と称してライダーに解放している梅田さん。

ひとりでも多くのライダーの命を救いたいと願う竹内さんを、
まるで同志のように感じたに違いない。

うちはただバイクを売るだけが商売じゃないんですと
にこやかに話す日に焼けた顔が懐かしい。

ユーメディアの評価はほうぼうで賛否両論あるけれど、
梅田さんのバイクとバイク乗りに対する想いは、
やっぱり本物だ。

ヒットエアー開発秘話はこの方のブログで
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