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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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ケバラの気付き 「DVD映画鑑賞(86518)」

今日は一日ほぼ廃人のように過ごした。
昨夜、5時過ぎから8時間も飲み続けたツケだ。

2件目のカラオケではしゃいだせいで、
声も枯れていた。
でもそれさえ、夕方掛かって来た電話に出るまで
気付かなかったんだけど。

連休中の暇つぶしにと借りておいたDVDは、
クラシックなバイクが描かれたパッケージに惹かれて手に取った
モーターサイクル・ダイアリーズ



伝説のキューバ革命家エルネスト・チェ・ゲバラが、
活動家として歩む道しるべを見つけた、若き日の南米バイク放浪記。
恐らく、彼の人生を変えることになった旅の顛末だ。

といっても、タンデム相手所有のおんぼろノートン500は、
物語半ばで牛とぶつかって走行不能となる。
修理を買って出てくれた消防署のメカニックの薦めで
あっさりと鉄屑やに売ってしまうのには呆れた。

「モーターサイクル」に惹かれて観てはいけないDVDだったらしい。

バイクを失い、ヒッチハイクと徒歩で続ける旅。
でも、バイクを忘れて映画に引き込まれて行くのは
むしろここからだ。

自らが重度の喘息を患っているにもかかわらず、
途中でたまたま診た瀕死の喘息患者に
自分の薬を捧げてしまい、ひどい発作に苦しむことに。

そうしたゲバラの真摯なキャラクターは、
貧しい人びとや、差別を受けるハンセン病患者などにさえ
暖かく迎えられ、心を通わせる。
しかし何も返すことができない不甲斐なさ、腹立たしさ、
そういうものが革命家「チェ」を作り上げたに違いない。

「これは決して偉業の物語ではない」
冒頭とエンディング、2度繰り返されるメッセージ。
確かに偉業などというものではなく、
切なさや愛おしさ、痛々しさを起爆剤に、
自分を奮い立たせることができた人の、
しごく当たり前の生涯だったのかもしれない。
でも、周囲に無関心で、自己中心的な現代人からしてみれば、
これは紛れもない「偉業」なのだ。



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