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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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そういえば、の使われ方 「それってどうなの?(251)」

「そういえば」、という言葉がある。
それまで話していたテーマやことがらに関連した別の話題があるときに用いることによって、話題替えのきっかけを作る言葉なんだが。どうも最近間違って使われてる気がする。恥ずかしながら、私自身も妙だと思いつつノリで使ってしまっている。
そもそもがそれまで近しいカテゴリーの話題があった上で使われるはずのことばなのに、友達と待ち合わせなんかして「じゃあ、いこうか」なんて感じで飲み屋に向かう道すがらなんかに、いきなし使ってしまう。
「そういえばさぁ、私、バイク買ったんだ」
はて。
言われた方もだいたいが同じようなノリなので、そこでいちいち私の言葉遣いがたしなめられるようなケースはない。それよりも、私が繰り出す話題のダイナミックレンジに気圧されて、誰もそんなこたぁ気にしていないのが現状だ。
つまりは、こういうシチュエーションで使われてしまう「そういえば」は、もはや日本語的におかしいってわけじゃない、くらいのファジーさを帯びてきてしまっているということなのだ。昨日今日の自分たちの会話を考えてみて欲しい。居たたまれない沈黙を回避するための取り繕いワード、または照れ隠しお助け語、話し出すきっかけ作りお役立ちワードなんて具合にいいように使っているはずだ。
間違っているとわかって使っている分にはいいのだけれど、それを聞いた人が間違っていると知らないままに同じように使ってしまうとたちが悪い。
「そういえば」は「といいますか」、つまりは今で言う「ってゆーか」と同じ末路だ。
そうならないためにも、相手と「やぁ」と「まいどっ!」なんていった端から畳み掛けるように、待ってましたとばかりに会話を弾ませたい。「寒くなったね」とか、「最近どう?」なんて、1分前にナンパした娘にだって使えてしまいそうな言葉を吐いているようでは、相手に根も葉もない「そういえば」を言わせてしまう。

ただ、間違っちゃいけないことがある。
「そういえば」を乱用しないがために、ちゃんちゃらくだらない前置きを口走ってしまうのは、本末転倒だ。
なおニン的にいかがかと思うのは、
「大した話じゃないんだけどさ」って切り出し。これを最初から言うのは、礼儀に欠けている。手みやげを差し出すのに、つまらないものですが…と謙ってるわけじゃなし。しかもこの後に続く話で大いに盛り上がった試しがないし、当然記憶にも残らない。ちっちゃなことでも大きくおもしろくいう性のなおニンは、ある種のもったいなさを感じて仕方がなかったりする。

日本語って曖昧で、難しくて、頭固いけど、すてきさ。

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| どうなの? | 14:09 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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