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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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〈三連休スペシャル長篇〉実はやっちゃってた昨日の鹿沼行き 「それってどうなの?(251)」

昨日の鹿沼までのお墓参り。
しっとりとまとめたかったので敢えて書かなかったけれど、
実はとんでもない珍道中をやらかしていたのだ。
律子の弔いが爆笑プチツアーに変わったのは、
思い出としては非常に貴重ではあるんだけど、
いささかさすがに情けなくもあったりして。

いっしょに行った貴子は
横浜の自宅と勤め先のある鶴見をマイカー通勤しているので、
東京はもちろんその他のエリアのましてや鉄道に関してはとんと疎い。
東京駅で待ち合わせて大丸で用を済ませて、
まずは山形新幹線のチケットを買うところであたふた。
券売機の上に表示された空席表示のすべてに「×」がついているのに面喰らった。
「乗れないってこと…?」
呆然と顔を見合わすふたり。

改札にいる若い係員に訪ねる。
「買えないんですか?」
「自由席なら大丈夫だと思いますよ」
「いや、思う…じゃなくて。立って乗ってもいいんでしょ?」
「あ…、はぁ。いいと思います」
ってさぁ。あんたはアルバイトかい?
買ったろやないかい!と勇気を出して乗車券と特急券を往復分購入。
チケットが都合3枚…?
どうして往復なのに奇数なのかね?
どれかが往復兼ねてるの?
何度みても帰りの特急券がないようにしか思えないんだけど。
まぁいいかと、改札を抜ける。

で、MAXやまびこのホームへ。
自由席の列を探して右往左往。
これもわからず結局ホームで滝の汗の係員に訪ねる。
教えられた先にはどう見ても座れそうもない長蛇の列が。
考えてみれば三連休。
しかも大丸の開店に合わせたから時計は10時半を回っている。
甘かった。考えてもいなかった。
1時間も立っていくのかぃ?と蒸し暑いホームの列の最後尾に付く。
するとさきほどの滝の汗の駅員さんがやってきて、
「宇都宮まででしょ?急がないんだったら10分ちょっとで
隣のホームから出るのでもいけますよ。
これはもう絶対座れないから。そちらにしたら?」
まぁなんてジェントルな駅員さん!
40過ぎとはいえ、麗しいふたり組だと
こういうホスピタリティーに出会えたりするんだな。

「あら、じゃあアタシも」と色目気だったのは
前に並んでいた50過ぎ風な小太りのおばさん。
すかさず口を開く滝汗氏、
「あなた宇都宮より先でしょ?行かないですよ」とにべもない。
しょえー。
人の顔をみただけでこの駅員さんはディスティネーションがわかるのか?
不思議。

そうして宇都宮。
日光線の切符を買ってホームへと降りる。
5年ぶりの逢瀬で話に花が咲きっぱなしではあったけど、
ようよう見れば行灯式の時刻表がえらくこざっぱりしている。
それもそのはずだよ。
一時間に1本か2本しかないじゃん。
次の発車まで裕に30分。
考えてみればランチタイムだし。
仕方なくまた上へと上がって駅弁を食べることに。
プチ遠足気分だもの、数少ない愉しみのはずのお弁当。
だけどえらく蒸し暑いコンコースにあるお弁当やさんには、
魅力に欠けるものばかりがバリエーションだけは豊富に並んでいる。
そりゃあ餃子の町だろうけどさ。
冷えた餃子がずらりとレイアウトされたお弁当…。
触手伸びないよ。
こんなことなら東京駅で買っておけばよかった。
結局ご飯の量がかなり気になったけど無難な鶏そぼろ弁当に。
冷房の効いた待ち合い室でさっさと片付ける。
情緒なんかありゃしない。

やっとのことで日光線乗車。
これだって立派に日光まで行くのにね。
広告といえばかろうじて車両に3枚だけ、申し訳程度にJRの車内吊りが。
どんよりとした乗客たちは、
私達よりもほんの少しだけ若いくらいのカップルが、
恐ろしく仲良くしているのにすら無関心。
貴子と私だけが目のやり場に苦慮しながら、それでも思い出話は尽きなかった。
ちなみにこのカップル、日光のパンフレットを見ながら話してたけど、
案の定中国の人たちだった。
杭州での光景が蘇る。
国外でもやっぱり熱いな、チャイニーズラバーズ。

そんなこんなでやっと鹿沼駅着。
お供えの花を買う店もない。
恐ろしく辺鄙な駅前。本当にここは関東なの?
実家の駅前の方が100倍賑やかだよ。
駅前で井戸端会議しているドライバーに逆に気を遣うようにタクシー乗車。
お花やさんに経由で目指す龍蟠寺へ。
横浜と船橋からはじめて友人の墓参りに来たと言うと、
女性ドライバーはひどく感心してくれて、
私達のお参りが終わったころに迎えに来てくれると言う。
帰りのことなど考えてもなかったんだから私達のぼんくら加減も相当だよ。
しかも彼女は帰りにのる日光線の時間まで配慮してくれたんだから、
やっぱり都会のそっけない連中とは人種が違う。
帰りのホームで電車を待っていたら、
フェンスの向こうから大きく手を振って見送ってくれた。
こちらも
「お世話になりましたー。ありがとうございまーす」と、
人目もはばからず大きな声でお礼を返す。
こういうところに来ると気持ちの中のかっこつけなものがふっと落ちて、
あるがままの自分になれてしまうのかもしれないな。

ここから宇都宮までは順調に。
やっぱり買い足さなきゃいけなかった特急券の不思議には特にこだわらず、
上りのやまびこ乗車。
席は飛び石でひとつずつしかあいておらず、
しかしぐるぐる空席を探して車両を歩き回るうち、
デッキの壁に備え付けられている椅子があるのを発見して、
ふたりして悠々座って帰った。

「大宮の次だよね」
相も変わらずしゃべり続けながら下車。
ふたりの子供が待つ貴子は、それでも気を遣ってくれたのか、
お茶して帰ろうと言ってくれる。
それじゃあ改札を出ずに入れるところに…と、手ごろなカフェへ。
山形新幹線は初めてだけど、
降りてからもこんなに見なれない感じかなぁ…?と
ちょっぴり不思議な感じはしたものの、依然会話が途切れる暇もなく。

30分程お茶した後、
私は彼女の乗る京浜東北線と、自分の総武快速のサインを目で探す。
京浜東北線はあるけれど、どうも総武線が見当たらない。
階が違うからか?
ん…。
…。
出口を示すサインのひとつに目が釘付けに。
不忍池…って…?

「え~~~~~~っ!!」駅の中心?で絶望を叫ぶなおニン。
「なにぃ?どうしたのぉ?」目を見開いて私を見る貴子。
「ここ東京じゃないよぉぉぉぉ」あまりの衝撃に半泣きのニン。
「じゃあどこよぉぉぉぉ?」不安のピークを迎えた貴子。
「上野だよぅ。ひとつ前で降りちゃったらしい」まじで泣きたいニンニン。
「え~~~~?だって行きは止まらなかったよ」冷静な母、貴子。
確かに。
行きは東京→大宮→なんちゃら→宇都宮だった。
帰りは宇都宮→大宮→上野→東京ってことか。
上り下りで停車駅が違うんだ。迂闊にもほどがある。
帰りになんちゃらいう駅をすっ飛ばした時点で気付くべきだろ、なおニン。
なんのために首の上に頭が乗っているのか。
頭を使うって感覚をどこに置いてきたんだよ。

結局私も京浜東北線に乗り、
東京までの4区間、またまたしゃべり倒したのだった。
なんだかよくわかんないけど「得した気分!」という貴子。
よくわかんないけど、でもなんとなくわかる気もした。
新幹線で早く着いてしまうよりも、
笑っちゃう思い出ができたしその分長くいっしょにいられたし。
きっとそういうことだと、いや絶対そうだと思ってる。

しかし。
今日未明から胃のむかつきと腹痛で眠れず。
なんだろか。鶏そぼろ弁当か?
あの暑さの中の陳列は万が一が起きてもおかしくない。
今朝いくぶん痛みが治まったからと朝食を食べてまた気持ち悪くて。
この暑いのにビールも飲めない、しろくまも食べられない悔しさったら。


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