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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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ゲーム文化だけが悪者か 「それってどうなの?(251)」

PCがどこの家庭でもほぼ標準装備になり、いわゆる電子ゲームは誰でもが楽しめる時代になった。
プレステやらのハードの開発も進み、ソフトのグレードでは日本は最先端だったりもする。いってみればそれも立派な日本産業だし、文化ってやつかもしれない。
未だにテトリスクラスのゲームでしか、ろくに上のステージに進めなかった私なんかは、依然としてごく稀にそのレベルのゲームをやる程度。やり始めると恐ろしく時間の流れが早くて、その上異様に集中してしまうせいかすっかり肩が凝ったりしてろくなことはない。本当に他にやることがなくて、時間をやり過ごすためだけにやる…、私にとってのゲームってそんなものだ。
ケータイのゲームもやらない。車内でピコピコやっている人種がよく理解できないし、ましてや家に帰ってまであの小さなキーを叩く気にはなれないし。やるモチベーションがないのだ。
うちにはプレステなくて、テレビにつなぐ旧式のゲーム機があるようだけど、相方が私の留守を狙ってやっているだけだ。

だから余計に、だと思うけど、最近のゲーム業界の現状は、何がなんだかさっぱりわかってない。発売日に何日も前から並んでまで買う人の気も理解できない。ちょっと待てばすぐに買えるものを、人よりも遅れて買うことがそんなに我慢ならんことなんだろうか…と、根本がわからないからいちいちわからない。

そのゲーム熱は、当然のように若年層にも及んで社会問題になっている。
「ゲームに熱中する子供はキレやすい!」なんてことがまことしやかに討論番組のテーマになってたりする。
ゲームがわかってないから、これももちろんよくわからないんだが、つまりはゲームに熱中する結果が、我慢することが苦手な子供を生んでしまうということなんだろうか。
ゲームは何度でもやり直しが効くけれど、逆に一度失敗したらまた頭に戻ってやり直さないとならない。ボタンひとつの選び方で、違った結末が用意されている。
次ぎに進めなかった理由が明確である場合もあれば、ただの組み合わせによる確率の問題だったりするものもある。
ゲームによってさまざまなんだけど、中にはじっくり考えたり、我慢をしたり、振り返ったりすることがまったく必要ではないものもあるんだろう。

こういう子供への弊害の策として、「一日15分以上使えないようにしたらどうか」なんてことをまじめにいっている連中がいる。
「15分たったらタイマーが働いて遊べなくするとか…」なんて。
そんなことでは子供はますますキレやしないか。
木を見て森を見ない典型的な人たちが電波を使ってそんなことをのたまう。あんぐりだ。

家族で行楽に出かけるときに、車や電車の中でずっとゲームに没頭している子供をよく見かける。親が話しかけても無視か、よくて上の空の返事。それに対して注意もしない親。
注意したとしても、ゲームをすることにではなく、自分の質問を無視することに対してだけ、注意ではなく文句をいうだけだ。きっと旅の間中、子供が片時もゲーム機を手放さないであろうことは想像に難くなく、生活の中のTPOを何も教わらないままに成長する子供たちがキレるのは、なにもゲームばかりしているからじゃないんじゃないか。
子供たちにまつわる問題の深刻さは、もっと複合的なものであって、そうそう一朝一夕に解決できるもんじゃない。それを小手先でどうにかしようなんていっても、土台ムリな話。
履き違えや置き違えが取り返しの付かない問題だけに、子育てや教育に携わる人たちは広い視野に立った捉え方をして欲しい。
私たちの老後をキレやすい人間たちに委ねるわけにはいかない。
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