FC2ブログ

なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

<< 2004-12- | ARCHIVE-SELECT | 2005-02- >>

| PAGE-SELECT |

>> EDIT

筆記具のデザインに思う 「★つ・ぶ・や・き★(1280001)」

昨日は仕事で銀座界隈を3時間近く歩き回った。
銀座松屋のデザインギャラリーで開催中の「デザイナーと道具店」という催事に出くわして、足を止めた。
安西水丸や北川原温、内田繁といった日本を代表するクリエイター44人が愛用する筆記具と、それによって紡ぎ出されたラフスケッチなどなどが展示されていた。
デザイナー御用達のステットラーと芯削り器が並んでいるかと思えば、ちびたサクラクレパスもあるし、どこにでもあるようなペンだったりもする。
私ごときは字がうまく書ける気がするペンの系統というのがあって、筆記具売り場で長々と物色することがある。
弘法筆を選ばずというけれど、プロであってもそれ相応の強い強いこだわりがあるのだ。

それを見て思い出したんだけど。
先日帰省したときに、家でとある筆記具を見つけてひどく懐かしくなった。
恐らく一緒に暮らしていた頃からずっとある靴の形をした陶器のペン立てに刺してあったそれの存在に、先日まで気が付かなかったのが不思議。多分私か弟が使っていたものの残りがずっとあったのだろう。

商品名は知らない。
なんと呼んでいたのかも忘れた。
鉛筆の芯の部分だけが小さなパーツに刺さっていて、鉛筆型をした樹脂のボディーに何個か詰めてある。
書いていくうちに芯の部分が減ってきたら、その芯をパーツごと抜き取ってボディーのお尻に空いている穴に差し込む。そうするとピンととがった次の芯がニュっと先端から押し出される代物だ。鉛筆とシャープペンシルの過渡期に発売されたんだったっけ…。そんなこともうろ覚え。ただただ時代に取り残されたその佇まいが愛おしく思えてしまった。
ここの2枚目に掲載。

思えば私が幼かったころに身の回りにあったモノたちは、今思えばさまざまな試行錯誤のプロセスが見て取れるような気がする。
象が踏んでも壊れない筆箱やら、マグネット式のカギがついた筆箱…。
日本の小学生の筆箱が象が踏まれるはずはないんだからそこまでの強度は不要だし、筆箱にカギを付ける必要もない。結局はカギが壊れて開かなくなって上下から無理矢理中身を取り出していた男子を何人も見た。今思えば、根拠のない機能でありデザインだったとしかいいようがない。今の辛辣な小学生が見たら、呆れられそうだ。

デザインとともに、人間も進化、洗練されてけばいいんだけど…。
スポンサーサイト



| 未分類 | 11:46 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |