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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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天高く馬肥えて湯布院のトリビア 「★つ・ぶ・や・き★(1279994)」

暑い。ここ数日の湿気はややおさまったもののまだまだ日差しは強く、しかし空はスモックがかかったような色目。とても秋晴れの風情とはほど遠い。
この時期、いろいろな読み物で目にする「天高く馬肥ゆる秋」ということわざ。空が高く澄み渡っていて気持ちが良く、馬も太ってしまうほどの自然の恵みが享受できる秋を賛美したものであることはいうまでもないんだけど、ことわざである以上、そこに何かしらの教訓なり教えなり諭しはないんだろうかと、常々思っていた。敢えていえば、過ごしやすくて何をするにもいい時期だから、気にしたところでさして痩せはしないダイエットなど忘れて、旬の美味を堪能しようぜぃってことなんだろうと、ゆるい感じで思っていた。
でもこのことわざ、元は漢書から引用され、中国のことわざだったもの。かつての中国では秋になると北西方の草原から馬に乗った異民族が農作物を略奪にやってくることがあって、「秋になって天が高くなってきたぞ。北西方の民族の馬はどっさり餌を食べてバリバリ元気になってるにちげぇねぇ(江戸っこ?)。そろそろ侵入してくるかも知れないしな、防備を固めようぜぃ」という季節モチベーションをあげるべくうたわれたものだったようなのだ。せっかくの秋を愛でることもなく、せっせと戦の準備をせにゃならんとは、食の神髄があるといわれた中国らしからぬ気の毒な話だ。

しかし、このところ秋刀魚が高くないか。先月は一匹80円で売っていた店もあったのに、最近自宅近くでは200円が相場になっている。聞けば秋刀魚が獲れなくなっているというではないか。出始めは豊漁で自粛するって話しもあったのに。何がどうした?明後日は目黒の秋刀魚祭りだし。毎年相当な量を無償提供しているのは北海道だったか…?結構つらいね。そうかと思えばキノコの類。秋とはかなり密接な関係にあるはずのキノコたちが、最近は年がら年中栽培されていせいで店頭に並ぶラインアップがまったく普段と代わり映えしない。唯一異彩を放っている松茸だけが、旬なムードを独り占めしている。でも今年は国産がかなりお安め。松茸ご飯くらいは作れそうだ。

さて明日から5日間は1年ぶりの帰省。今回は中日を使って湯布院へ。
この湯布院。本来は「由布院」であることをご存知だろうか。「湯布院」とは、となりにある「湯平町」と合わせて作られた商業用の名称なのだ。確かに「由」を「湯」に替えた方が、湯とアートの町らしい香りがする。
でも私が子供のころは、林間学校といえば行き先は由布院以外考えられないほどの自然の宝庫だったのだ。今はおちおちさわることさえできない蝉やトンボや蝶やクワガタを競うように摂って、森林浴を楽しんだ大きな森や林は、いまだに記憶に残っている。今のように観光地化してしまったのは地名を変えたからか、本来の魅力に惹かれてのことか…。今回は私の提案で行くことになったけれど、うちの両親はもうすっかり魅力を感じなくなっている様子。俗化の様を目の当たりにするのは辛いけれど、あの当時とは別世界と腹を括って楽しみたい。それよりどうか台風がやってきませんように。
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