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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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長渕の熱さに思ったこと

13年ぶりの紅白出場が決まった長渕剛。おわかりかとは思うが私は好きじゃない。そもそもが、ファンを「おまえら」呼ばわりすること自体が何様のつもり?って感がある。パフォーマンス以前の問題だし。そういう点でいえば、拓郎も松山千春も同じなんだけど。
で、その長渕が来年は故郷鹿児島でオールナイトコンサートに挑むそうな。現場は溶岩や火山灰が集積した桜島のふもと。荒れ放題のこの土地を土地造成からやってのけて、ステージを造るわけ。誰の土地なのか知らないけど、ずいぶんと大掛かりなプロジェクト。終わった後のことは考えてるんでしょうか。で、肝心のステージは前代未聞のオールナイト8時間半公演。命懸け、一夜限りのステージを通して、ファンに生きる意義を感じてほしいと。そのためなら死んだっていいさ、8時間持たなかったら歌を引退するんだっ!くらいのことを豪語している。ロッキー・バルボア風、いったいキミをそこまで駆り立てるものはなんなんだよぅ?!と聞いてみたくなる、しかしながら極めて破天荒な印象が強い長渕らしい構想だ。

いや、いいんだけど。すごくいいんだけど。でも、私って一生そんなことできないだろうなって漠然と思っちゃっただけなんだけど。「そんなこと」は桜島オールナイトコンサートじゃなくて、自分自身のけじめとなりうる何かしらってことだ。旅でもいい、クリエイティブでもいい、財産購入でもいい、何かしらだ。
実は昨夜、友人と長電話をしていて、彼女の友達で最近某Tエージェンシーを退職した女性の話しを聞いたんだ。その女性は私よりもひとつ年下なんだが、新卒でTエージェンシーに入社して、このたびの第1回希望退職にすんなり手を上げて、退職金2千万を手に退職したそうな。もちろんその他に会社で行っている財形貯蓄もあるし、個人貯蓄だってバッチリ!という堅実なコンサバOL。仕事の内容は営業でも制作でもない、経理方面のシンプルな事務職…。で、退職後、ヨーロッパだビーチリゾートだと豪遊しているそうで、次の職はまだ考えていないんだとか。
この話に、この上ない不公平を感じた私は友人にぼやいたんだけど、彼女曰く新卒でTエージェンシーに入社できた彼女ははやりそれなりに優秀だったんだろうし、20年近くも根気よくひとつの会社で勤め上げるってことも我々では真似ができんだろうと。さらには2千万のオマケが付いてくるとはいえ、第1回の希望退職にすっと手を上げる潔さも大したもの。背負うものが大きい父さん連中からは、きっと羨望の眼差しを浴びたことだろう…ってことで、なんとなく納得はしたのだが。
まぁ、そういうことだな。とうの昔に履歴書に書ききれなくなっている職歴が、結局今の自分に生かされていないのは他でもない私自身のせいだもの。もちろん身を粉にして働いたことが、金額でしか評価されないとは思わないし、人脈や経験といったお金には変えられない価値になってるとは思うけど。お金じゃないよっ!って思いつつ、でもその彼女と比べるとあまりにかけ離れた今の自分が、ある意味自分で自分を慰めてあげたくなるほど情けなかった。
例えば今私にボンと2千万が転がり込んだら、だ。桜島コンサートは無理にしても、なんか、なにかしら、人生の句読点になりそうな、なんかちょっとしたイベントなり、ライフワークのシュミレーションなりができたりもするのかなぁ…、そうじゃないとしても、親を東京に呼び寄せて近くに住まう足しにするとか、そういうことだってできるだろうし…などと考えると、ますますどこか遠いところへいってしまいたくなるのだった。だからみんな年末ジャンボ、買うんだよね、きっと。
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