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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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新円発行ってこういうこと

昨日、とある宝石商主催のお勉強会に参加した。そこのホームページを作った関係でお招きいただいたのだ。会場の赤坂プリンス旧館トリアノンのプライベートルームも、実にクラシックで優雅。いい気分転換になった。
26歳という若さで日本屈指の宝石鑑定の目と知識を誇るN氏のお話は、世界では唯一個人でスリランカに鉱山を所有する父親に連れられ、幼い頃から本物に親しんだだけあって、実におもしろい。話しは、宝石事情はもちろん、資産運用、ひいては今後の日本経済政策の話に及び、そうして度肝を抜く話に至った。
「来年、新円発行があります」
シンエンハッコウ…?
そういえば、去年だったかお札の顔が樋口一葉になるってニュースが流れたっけ…。あれのことか!…。
「昭和21年にも新円発行は行われています。このときは預金封鎖も同時に行われて、そのため価値のある日本の骨董品などが大量に海外に流れたんです。だから本当に価値のある日本の骨董品は海外にあるでしょう?」
参加者の50歳を越えていると思われる男性は、
「そんなことがあったなんて、知らなかったナァ…」とボソリ。
「新円が発行されると旧円は一定の時期の後は使えなくなりますから、持っているすべての現金、預金は新円に替えないとならない。そこに預金の引き出し制限が掛けられるかもしれない。さらには、新円と旧円の交換の時に、一律課税する可能性もあります。…古い福沢諭吉さん一枚をだしても、新しくなった福沢さんとは替えてもらえないってことです。いくらかの税金をプラスしないとね…」
なんだとぉ…?
両替するのに手数料を取る三菱銀行にむかっ腹立ててる場合じゃない。お札を新しいものに替えるのに税金がかかる、しかも替えずにいると、古いお札はただの紙くずになってしまう…。マジありえない、信じられない話だ。
でも昭和21年当時は政府のいうがままに右習えした日本人だったろうが、今とでは次元が違う。そんな政策がまかり通るはずがない!という参加者の声が出たが、
「もうそんなことを行っている場合ではないんです。このままでは日本は間違いなく潰れます。もちろんこのようなパニックを起こしかねない話を信じるか、信じないかはみなさんにお任せします。ただ起こってもおかしくはない事態にあるということは間違いありません」
っていうか、宝石云々よりもこの先の処世術のほうが聞きたかったのは私だけじゃなかったろう。
で、つまりはほんものなら世界中どこへいっても換金してくれる宝石は、資産としての利便性は高いよって話しになるのだが、ここでもちょっとびっくりしたことが。
物品税が消費税に変わったとき、いままであった「宝石」という資産のカテゴリーがなくなったのだとか。つまり法律上では土地や株券や預貯金などのように資産とは認められないということだ。ってことはどういうことかというと、つまり相続しても課税されない…、相続税は払わなくていいってことなのだ。アンビリーバボー!!
この会、11月にはスリランカの鉱山ツアーが予定されている。全5回のお勉強会に参加して知識を高め、実際に現地で掘ってみましょうという流れ。堀り賃3万円を払うと現地スタッフが掘ってくれるシステムで、掘り出したものはすべて無料で持ち帰ることができるそうな。こういう宝石遊びなら、資産家じゃなくてもできるし逆にメチャメチャおもしろそうだ。間違ってすんごい石を掘り当てたりなんかしたら、すぐさまN氏に買ってもらうもいいし、大切に値上がりを待てばいい。
でも不思議だったのは、日本でこれだけ人気の高いダイヤモンドが、実はデビアスの販促プロモーションにでっちあげられただけのものであり、しかも世界中にまだまだ莫大な量が眠っているため世界市場では非常に価値が低いという話だ。日本に入ってくるダイヤのほとんどは、傷を消したり色をつけたりしたものばかりで、そのため必ずつけられているはずのダイヤの“戸籍”書類が外されている。意外と知られていないけれど、天然石と呼べるのは、カッティングを施したところまで。傷を消した時点でそれは“天然”ではなくなり、換金の際の価値はまったくのゼロになる。給料の3か月分も出して買ったダイヤ…、そのほとんどは買った以上の金額で引き取ってくれることはありえない。まぁあれはあれで単なる記念品、愛の証明みたいなもんであって、資産などと考えている人はいないからいいんだけど。
それにしても新円発行。いったいいつの話しなんだ。敢えてゲリラ的に実施されるんだろうな。借金もないが貯金もない私には、さして問題はないんだけど。
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