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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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マイケル・ジャクソンの真実って・・・

目が眩むほどの舞台装置とともにせりあがってきたマイケル・ジャクソンの姿に鳥肌が立ったのは、1987年の後楽園公演のこと。あの時はたまたま後楽園の向かい側のビルにあるオフィスに勤めていて、前から17列目の席で観た次の日は、オフィスの屋上に上がって避雷針につかまりながら観たものだ。席は良くなかったけど横浜公演まで観にいって、すっかりマイケルづいていた。もう16年も昔のことになる。
あの頃はただただひたすらマイケル・ジャクソンは世界を代表するカリスマエンターテイナーで、独特のファルセットと見惚れるステップに私も陶酔した口である。まだまだ顔の崩れもなくて本当にステキだったのだ。

でもでも、彼がプレスリーの娘と結婚する前後あたりからだっただろうか。ネバーランドのプライベート遊園地やら、幼児虐待やら、マスコミはこぞって奇行寝ネタを書きたて始め、アーチスト活動も間遠になった。やがて離婚し、皮膚科の担当医だった女性と再婚。ふたりの子を設けたが再び離婚。そうして去年はあの衝撃的な崩壊し始めた整形顔が世界中に配信されてしまったのだ。

どう見ても整形を重ねたようにしか見えない蝋人形のような顔。漂白されていく肌。それは誰が見ても奇妙であり、かつてのカリスマ性ゆえ、彼の一挙手一投足すべてが逆に妙なものに思われてしまう。
幼い頃父親に変だといわれた顔、ニキビに悩んで鏡も見なかった青春時代。そのトラウマこそが彼が顔を変えることに執着した原因となり、子供の心を想う優しさへと変化したようだ。そこには使っても使っても使い切ることのない莫大な資産があったことも災いと言えるのかもしれない。
彼が子供をいとおしむ理由は実にまっとうである。幼い子が銃をぶっ放すのは、「振り向いて欲しい」というサインなんだ。だから子供には愛が必要なんだ…。何年か前に彼が来日公演を行ったとき、たまたま関西で男の子が誘拐の上、殺害されたことがあった。それを知ったマイケルはひどく悲しみ、ステージからその男の子にメッセージを送ったことがある。彼の子供へ対する愛情は決して作り物ではないように思える。

「マイケル・ジャクソンの真実」を昨夜観て、なんだかちょっと嫌な気がした。かつてのカリスマがここまでマスコミの餌食にされていることももちろんだけど、顔が崩れ始めたことが、まるで彼の行動のすべてが「奇行」であることを証明しているような構成に思えたからだ。
世界中が知りたいネタなのかもしれないが、それが本当に彼の純粋で、ただ単に幼い感性から生まれたものだとしたら酷である。
ちょっと切ない気持ちにさせられる番組だった。
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