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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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盲導犬のしっぽ

今朝、品川駅山手線ホームで、盲導犬を連れたご夫婦が電車を待っていた。思わず興味をそそられてその後ろに並び、おりこうそうな白いレトリバーを観察してしまった。当たり前のことなんだけど、目の前に山手線の電車が滑り込んでこようとびくともしない。落ち着いている。
電車が停止してドアが開いても、ちゃんと人が降り終わるまで待っている。すばらしい。そこいらのオバチャンに見習って欲しいくらいだ。
車内に入ると、さすがにどこへ落ち着いたらいいものかと立ち止まってはいたけれど、全盲のご主人に付き添っている奥さんの誘導でドア際のスペースに納まった。席を譲る人はいない。
うまいことスペースを確保できて、他人事ながらホッとしたんだけど、ドアに向かって座っている盲導犬の太い尻尾が通路にペタっと伸びていて、下手すると人に踏まれてしまいそうな危うい状態であることに気が付いた。いくら訓練されているとはいえ、尻尾をムギュっと踏まれれば「キャン!」なんて鳴いちゃうんじゃなかろうか。それともぐっとこらえるのか?それはそれで余計に切ない。ヤキモキ…。
と、盲導犬の隣でつり革につかまって立っていたGパン姿の若い女の子が、すっと左に寄って盲導犬の尻尾をまたいだのだ。まるで他の人が踏まないようにガードしてあげているかのように。チラチラと彼女も犬くんを見ているから、決して無意識ではないはず。うーん。なんとハートウォームな一部始終。少なくとも彼女が電車を降りない限り、犬くんの尻尾は安泰。
そうして私が降りる恵比寿で、そのご夫婦と盲導犬も無事降車。

とかく朝から嫌な想いばかりさせられる通勤時に、珍しくやさしい気持ちになった出来事だったのだ。
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