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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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顎が外れるとどうなるか

今朝の通勤電車。隣りのサラリーマンが網棚に乗せたカバンを取ろうとして、曲げた肘がそのさらに隣りにいたOL風おばさんの頭にゴンと当たり「いたっ!」、「あっすみません」とやっているのを見て思い出した。

あれはもう10年近く前のことになるけれど、当時勤めていた会社に新卒で入ってきた女の子Sちゃんも、今朝私が遭遇したそれに似たような、しかしとんでもなく大ごとな被害を受けた。
何がとんでもないって、サラリーマンの肘があくびをした彼女の頬骨の下にジャストミートして、Sちゃんの顎が外れたからだ。「あっすみません」では済まされない労災になっちゃったのだ。
普通なら頭部にヒットしていたであろう肘鉄が、170cmほどもあるSちゃんの場合、頬骨だったというのはなんとも運が悪いとしかいいようがない。

顎の骨が外れた様を目の当たりにした人はあまりいないとおもうけれど、Sちゃんの後日談によると、「顔が2倍に延びたかと思うくらい顎から下がダラ~ンと下がる」らしい。だから顎が外れた瞬間、頬骨の痛さもさることながら、突然のことで呆然としながらも下にダラ~ンと下がる顎を抑えるのに必死だったらしい。もちろん口も利けないから血相を変えた加害者のサラリーマンに車外に連れ出してもらって、病院に行って治療を終え親に電話したものの、フガフガいうだけで言葉にはならず、思わず泣いてしまったのだそうだ。結局は付き添ってくれた加害者サラリーマンが、電話を替わって一部始終を説明してくれたらしいが、それ以降かなり長い間Sちゃんの顎の具合は芳しくなかった。要は顎外れが癖になっちゃったのだ。癖になったからといって自分で戻すことはできないから、結局その都度病院に行っては治療を受けていた。

ってな具合で、一歩外に出ると(私は家でも怪我するけど)思いも寄らない危険因子がそこかしこにあるわけだ。被害者にはもちろんなりたかないけど、加害者になっちゃうことだってある。気をつけねばなるまい。
時々傘の真ん中あたりを握って、前後にブンブン振りながら歩いている人がいるけれど、田舎の一本道以外でやらないでもらいたい。後ろを歩いてる人に当たる可能性があるってことがわからないイマジネーション力欠落者には、わざと少し当たってみて、「あっすみません」といわせて気付かせることも必要だ。

怪我とは関係はないけれど、本屋に平積みしてある雑誌の上に無神経にバッグを置いて立ち読みしている輩も同じ。別に読みたい雑誌じゃないけど、「下の本が読みたいんですけど…」といって気付かせる。この場合「すみません」をいわない人間が多いのにはちょっとビックリする。私が一冊取った後、再びバッグを雑誌の上に置くツワモノもいたりする。立ち読みするくらいの人間だ。手にとっている雑誌も、バッグの下敷きになっている雑誌も、『商品』だなんて意識はないのだろう。

以前読んだ三谷幸喜のエッセーで、彼も同じような「気付かせる」行為をしているという話を読んで、妙に楽しかったっけな。
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