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なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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「曝した日記」の使い方

私は昔から筆まめだった。
転校が多かったことも手伝って、年賀状や暑中見舞いはもちろんのこと、遠く離れた友達の何人かとは、長い間文通を続けていた。
時が経って、それぞれに家族ができて環境が変わるにつれ、徐々に文通相手は減り、自分の結婚・離婚などの節目をやり過ごしたり、ついにはEメールなる瞬間的情報伝達手段の出現で、現在はまったく文通することがなくなった。たったひとりを除いては…。

そのたったひとりが父である。
母ともたまにやり取りをするけれど、電話で済ますことがほとんどで、圧倒的に父からの手紙が多い。
父は某国立大文学部卒だけあって、昔っから本の虫で、文才もある。退職後は小説を書くんだといっていた時期もあったっけ。
その父が、私と弟宛に送ってくる手紙は「HiNaTaジャーナル」と名づけられている。「HiNaTa」は父、私、弟の名前の頭文字をとっている。母にはすぐに見せているし、送りつけるわけではないから省略しているようだ。
内容はというと、その時々の時事ニュースや家族の出来事などをフィーチャーして父なりの感想を語ったエッセー風な仕立てのもの。
なるほどねーと、70歳直前である父の感性やらものの見方にしばしば感心したりする。

書くことがまったく苦でない私の才能は、父からまんま受け継いだようだ。
そういうと、母がムッとしていう。
「私だって昔はニックネーム付けるのが素晴らしくうまいっていわれてたのよ」
「じゃあネーミングの才能はかーさん譲りなんだな」と父がフォローする。
どっちでもいいけど、優秀な両親から譲り受けた稀少な才能には違いない。

それならばと、最近はここの「曝した日記」の中からいくつかを抜粋して毎月送るようにしている。
私の素の日常を、きっと呆れつつ笑いつつ読んでくれているんだろう。

「曝した日記」が「更級日記」をパロったものであることを、すぐに悟ってくれたのにはホッとしたけれど、ネーミングの女王ともあろうものが、「忍者屋敷」とはなんだ!と叱られた。
その上で、朝日新聞に掲載されたネーミング会社ZYXYZの女社長横井恵子氏のインタビュー記事を同封してきた。もっと切磋琢磨しろってことだ。
当たり前のことだけど、世に出る人はすばらしい。
阪大を卒業後、NKH番組の司会を務め、知り合いからネーミングのおもしろさを教えられ、起業。
「ドコモ」初め「あいおい損保」など大手企業のネーミングを多数手がけている才人だ。すごすぎる。

時々ふと思う。
自分に子供が生まれていたら、大変なことになってただろうと。
その子が一生を共にする名前を、いったいどうしようと。
ネーミングの女王の沽券にかけても、誰もがうなずくいい名前にしなくてはと、それこそ悪阻もそっちのけで悩みまくるのではなかろうか。そうして両親にも相談を持ちかけ、ヘタすると意見の食い違いから騒動に発展する恐れも…。
幸か不幸かその心配はないから、想像するだけで笑っていられはするのだが。

そろそろ今月も、父に日記を送るタイミング。
今回は、W杯もいっしょに見たし、この一ヶ月をリアルにイメージしてもらえそうな気がする。
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