なおねおなおん -naoneonaon-

いつか振り返る日のためのワタシメモ

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角島再び…

ここをキミと走るための旅なんだよ。

そうWOOにつぶやいて佇んだ角島大橋。

前回同様、青い空と蒼い海、強い日差しと少しばかりの秋の風。

訪れることができたことへの感謝が
素直に湧き上がる。


今日は萩や壇ノ浦で休み休みの7時間で実家着。

明日は阿蘇だ。

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| 帰省ツー | 17:00 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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帰省ツー4日目:日帰り阿蘇・久住 「☆バイクでツーリングに行こう=3=3(4034)」

3日連続ツーリングの疲れは、思いの外少なかった。

初日の走行距離こそ500kmを超えたものの、
以降走行距離が徐々に減るように計画したからかもしれない。


実家に着いた翌日の4日目、7時前に出て阿蘇へ向かう。
ひとりで行かせるのは心配と、両親はクルマで同行。
実家までひとりで行ったというのに、
それでもまだ心配の度合いは変わらないらしい。


最寄りの古賀ICから九州道、そして大分道へ。
平日ということもあるのだろうけど、
高速道路はここでも快適。
牛を積んだトラックを何台も追い越す。
大分道へ入ったころ、涼しさが寒さへと変わり
途中のPAで緊急停車。

メッシュロングTシャツの上に半袖Tを重ね、
メッシュジャケットにインナーを付ける。
思いがけない寒さにちょっとびっくり。

やがて由布院ICで大分道を降り、
出発から1時間半ほどで道の駅ゆふいんに到着。
道の駅ゆふいん
さっそくおみやげ物など買い始める母。
私の買い物好きは母譲りなのだとつくづく思う。

ややイライラしている父をなだめすかして、
18年に完成以来九重の一大観光スポットとなっている
“夢”大吊り橋へ向かう。
ろくに案内もない山間の道をかなり不安な思いで登る。
クルマが通れればバイクも当然行けると思っている父に
そのあたりの気遣いは期待できず、
その先に続く道がどうぞ平坦でありますように、
Uターンなどするハメになりませんようにと
願わずにはいられなかった。

そんな思いで辿り着いた吊り橋。
遠目からの圧倒的な景観のわりに、
渡ってもさほどの感動はない。
夢大吊橋
高さ400mはさすがに圧巻なのだれけど、
昔から高所恐怖症と言っていた母が平気で渡っている。
「こういうのは平気なの」と。
歳のせいで感覚が鈍っているとは思いたくないけれど、
ともあれ3人で大パノラマを満喫。

そしてついについに、この旅の最大の目的、
やまなみハイウエイを走る。
やまなみハイウエイ
自分の体力と気力と好奇心をWOOに乗せて辿り着いた夢の道。

うっすらと噴煙を上げる阿蘇岳を眼前に、
風と木々の香りを味わいながら、
左右に広がる青と緑の絶景を楽しむ。

コーナーを曲がるたびに違う表情が現れる。
そのひとつひとつが珠玉の風景。
視界が開けることもあれば、
草いきれが匂い立つような牧草地帯に赤ベコがいたり。

走る端から過去になる道のりが口惜しい。
ずっとずっと続けばいいのに。
いつまでも走り続けていたいのに。

そんな思いに駆られた憧れの道…。


今日も今日とて、走るとお腹が空く。
11時を過ぎたばかりだったけれど、
やまなみハイウエイ沿いに見付けたお蕎麦やさんの看板に、
前を行くクルマの母が反応。
黒い板に白の筆文字で五合庵と書かれたそれに
私も即合意。

木立の中の小径へ入っていった。

しかしそれは、この旅最大のハプニングへと続く
エントランスだったのだ。

その予感は走り出してすぐに感じていた。
行く手には未舗装の道が続いていたのだ。
それでも最初はまだ平坦で、立ち乗りできる程度だったのが、
徐々に緩い下りとなって、砂利が小石に、小石がこぶし大の
石へと変わる。
轍が大きく深くなり、ところどころ50センチ近くもある
窪みも現れる。

前を行く両親のクルマでさえ徐行するような道。
いったいどこまでいけば…?と思いながら、
大きな窪みを越えようとして
うっかり轍の間の山にタイヤが乗った瞬間、
抗う間もなく右側にWOO横転。

したたかに打った膝の痛みが消えるなり、
すぐに立ち上がって冷静を取り戻そうとする。

しんと静まりかえった林の中、
両親のクルマはすでにパーキングスペースに駐車していて、
その鼻先だけが木陰から見えている。

もう少しだったのに。

すぐにサイドスタンドを出して引き起こしにかかるも、
砂利で足が滑ってチカラが入らず押し上げ不可能。
WOOはびくともしてくれない。

パーキングスペースからこちらを心配そうに見ている父。
しかし70歳をとうに越え、しかもふたりそろって腰痛持ちの両親に、
引き起こしの手伝いなど頼めるはずもなく、
「ダレか呼んできてぇぇぇぇ~~~」と
数メートル先の父に向かって絶叫する。

2度叫んで待つことしばし、
お蕎麦やさんの店主が乗った軽トラが坂を上ってくる。

雪駄履きなのを見て心許なく思ったけれど、
どこをどう持ってくださったのか、
私はさきほどと同じことを繰り返しただけなのに、
ビクともしなかったWOOは一度でスルッと立ってしまった。

それもそのはず。
遠い昔はよくバイクに乗っていたのだと、
お店に入って私が落ち着いたころ、
その店主は笑いながら話してくれた。


そんな思いまでして入ったお店は「五合庵」。
開け放たれた大きな窓の外には、広い池のある庭が広がり、
また室内も和洋折衷のシックな佇まい。

供されたお蕎麦2,000円に添えられているのは、
トマトのゼリー寄せや胡麻豆腐の揚げ物、
ロールキャベツの冷製あんかけなど凝ったものばかり。
五合庵
前日の2倍以上!再び贅沢なランチとなった。

ここは貸切状態で、すっかり長居をしたのだけれど、
それにはわけがあって。
実はコケて打撲したのは膝だけじゃ済まなかったのだ。
かなり強く手をついたようで、
店に入ったころには両の手の平の親指の付け根が
こんもりと赤く晴れ上がっていた。
氷をお願いしてお蕎麦を待つ20分ほどの間と、
食べ終わってからもしばし、冷やしていたのだ。

そしてさらにこの日の悲劇は続く。
打った瞬間は痛かった膝はそれほどうずくでもなく、
しかし痛みのあるところとは違うところに
目を疑う衝撃シーンを発見。
HYODの悲劇
なんとHYODのライディングパンツの膝が切れてるではないの。
前日の歩きゴケでやや擦り跡が付いたのが気になっていたが、
そんなもんはかわいいもの。
今日は何度みてもしっかり切れている。

両親には悟られないよう、密かにずっしりと凹む。



凹んでもやっぱりやまなみはやさしい。
かなりきつめの日差しで、がんばらんかい!と
エールをくれてさえいるようで。
ひとやすみ
ブルーな気持ちを知ってか知らずか、
母がソフトクリームを買ってくれる。
今回ふたつ目のソフトだ。
ヒゴダイとソフト
東海の一部とこのあたりにしか自生しない
ヒゴタイの花を見付けて、ソフトとセットで癒される。


次に向かったのは私が阿蘇で一番好きなスポット、
あざみ台。
やまなみハイウエイ瀬の本の交差点からR424へ
入ってすぐのところだ。

ここから見渡す阿蘇・久住の感動的な眺めは
もはや言葉でも写真でも表現のしようがない。
風を感じながら静かに佇むうち、
心が凪ぎ、いろいろな思いが静かに浮かぶのだ。
私にとってのスピリチュアルスポットなのかもしれない。
せめてよそさまが撮られたパノラマ画像
イメージしていただくとして…。

そんなピカイチスポットだから、今回の帰省ツークイズの賞品は、
ここで仕入れようと最初から決めていた。
レストハウス内をバターになっちゃいそうなほど
グルグル歩き回って選んだ賞品はこちら。
帰省ツー賞品
大分豊後牛をたっぷり(たぶん)使用した
豊後牛カレー×2と、大分名産かぼすを使ったかぼす醤油。

どちらも私の口には入っていないので定かではないけれど、
こんなに神々しいスポットで買ったのであるからして、
元々のおいしさに阿蘇のオーラがトッピングされた
すばらしい逸品と自負している。

と、肩の荷がやっと下りて今回の旅の目的はほぼ達成。

阿蘇といえば外せないはずの草千里は、
暑さと疲労と、なによりやっぱり引きずっている
精神的凹みのせいで敢えなくパス。

気温33度。
やや混み始めた国道57号をぐったり走りながら、
熊本ICから九州道へ。

水分補給のために立ち寄った北熊本SAで
母が再びアイスを買ってくれる。

遠慮もなく平らげた後で見付けてしまったのが、
いまだかつて見たことも聞いたこともない
白くまアイスならぬ白くまソフト!!
白くまソフト
バナナスライスにチョコレートがけ。
さすがに連続ふたつ喰いするパワーはなく、
後ろ髪引かれる想いで帰路についた。

地元の飲食チェーン・ロイヤルショップにあったので、
絶対にこれは九州限定。
もう当分お目にかかれないのだ。

今にして思えば、保冷バッグの有無くらい
店に尋ねてみればよかった。
あればお持ち帰りして実家で堪能できたのに。


…などと、あれこれ後悔や心残りを残してきたのも、
きっとまた来るぜぃという想いがあればこそ。

またいつか走りに来た日には、
ぐるりとまんべんなく回ってやるさと思うのだった。

誕生日が近いこともあって、この日は豪勢なお寿司を出前。
母が知らない間に由布院で仕入れていた日本酒と共に。
こういうところは実に抜け目がない。

クルマと走ったせいもあって、マイペースがキープできず、
ひどく疲れた一日だった。
9時前にすとーんと就寝。


走行距離415km

| 帰省ツー | 21:15 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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記念の“ニン” 「ξバイク好きの交流所ξ(9570)」

いつまで帰省ツーネタで引っ張っる気?

などとツッ込まれそうな気もがしなくもない。

結局帰宅後1週間のことはツーレポ執筆で記事にできず、
でも秀逸な段取りのせいで(?)仕事が山積み!などということもなく、
実はヒマでヒマで仕方のない一週間を送ったのだ。

結果、「社会復帰」はしようにもできず、
これから年末に掛けて襲い来る怒濤の忙殺という名の暗雲を
遠目でみながらわなないている…、そんな昨今。

と、そんなことはおいといて。

帰省ツーの思い出は五感にしっかりと刻まれていて、
写真にもばっちり納めているけれど、
そうはいっても“記念の何か”を物色してしまう。

せいぜいSAくらいしか、おみやげものを買うところへは
寄らなかったんだけど、
吸い寄せられるように刈谷SAで買ってしまったのがコレ。
忍者キューピー
赤い“伊賀忍者”は腰に鎌!
白い“甲賀忍者”は、腰に手裏剣!
赤白ツインの忍者キューピーだっ。

某hさんLさんの思うつぼとは思いつつも、
買ってしまったご当地キューピー。
三十路さんが九州ソロツーの折に各地で買い貯めてらしたのが
とてもうらやましかったりしていたのだ。
でもこれ、ひとつのSAにものすごい種類が並んでる。
すでに東名からチェックだけはしていたのだけれど、
とてもひとつだけを選ぶことなどできそうもなくて。
下手すると大人買いしてしまう恐れがあって、
敢えて買わずにいたのだけれど、
この二つにだけは、呼ばれてる気がしてついつい…。

なおニンの“ニン”は忍者ハットリくんの“ニン”であって、
実はかつてここのブログタイトルは“忍者屋敷”だったわけで…と、
ご存知ない方のためにカミングアウトしてしまう。

じゃあなぜ
なおニンの“ニン”が忍者ハットリくんの“ニン”なの??
ってことについては、すでに過去に書いているし、
また何か、これ以上の機会があればということでよしなに…。

ケータイに付けようにも、汚れて壊れてパーになっちゃうので、
スペアを買ってくればよかったと後悔。

いずれまた行けるってことねと、思っとこ。


| 帰省ツー | 15:25 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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帰省ツー5日目:休息日 「☆バイクでツーリングに行こう=3=3(4034)」

9時に寝ちゃえば早起きは当たり前。
新聞やさんのバイクが来るより早く目覚めたものの、
両親が起き出すまで、父のVAIOをカシャカシャやりながら
のんびりと起きだす。


9月10日。この日は休息日。
WOOも休ませる。

叔父夫妻が私の大冒険を聞きつけてランチにやってくるからだ。

若くして運送会社を起業して、今はもう息子達に託している叔父は
そもそもが乗り物好き。

もちろん若い頃はバイクを乗り回していたらしく、
エンジンのフィンにアルミの洗濯ばさみを付けまくり、
熱を放出させつつ目立っていたのだとか。

うちに来てクルマを降りるなりバイクカバーを自ら外す。

「二気筒ね。ほぉーよかねぇ。いいバイクばい。
またこのタンクの赤がきれいかぁ…」

叔母にせがまれWOOに跨る。
従兄弟たちに見せるのだと、写真を撮られる。

従兄弟の中で、こんな生活をしているのは私だけ。
悠々自適と誤解されそうなのが気になるけれど、
実際こうしている私は、お金はなくとも豊かな人生かもしれない。

母の手料理でもてなす長いランチ。
お酒がなくとも場のノリは大宴会。
母の血筋にはお昼休みの長寿番組のMC、某氏がいるだけに、
この叔父の話のうまさ、おもしろさも素人離れしている。

「今度は大勢で来てうちの別荘ば使わんね」

その気はあっても、メンツが揃わない。
でもでも感謝感謝。


そんな心優しい叔父夫妻を見送って、
昨日膝を切ってしまったライディングパンツをいじってみる。
ニーパットを取り出して、昨日に次ぐ追い打ちの衝撃!
あわれニーパット
そのど真ん中に切れ目が入っているではないの。
表面の生地だけでなく、ニーパットまで切れていたのだ。

まさかと思って引っ張り出した、
すでに洗濯済みのモンベルのインナーパンツも、
同じ場所が切れている。
恐らく膝を付いたところにとがった石でもあったのだろう。

果たして自分の足はどうかというと、
膝横の打撲部分は紫色の内出血があるものの、
お皿の真ん中、まさにニーパットが切れた部分は、
ほんのり赤みがあるだけで出血の跡はまったくない。

まさにHYODサマサマだ。
去年の山梨行きのようにジーンズ一枚でコケていたら、
きっと膝はパックリ、夢の聖地で流血騒ぎの憂き目だったはず。

備えあれば憂いなし…。

2万円以上するというと目を丸くした母とふたり、
試行錯誤しながらパンツ修理に没頭したのだった。

その後、WOOにカバーを掛けようと表に出て、
コケたダメージがないか再度確認をしてみる。

と、右側のエンジンガードが曲がってエキパイに密着している。
これも昨年の山梨行きでのコーナー転けに次ぐ第二弾だ。
前回曲げたときはバーナーであぶりながらナオサンが
直してくれたけれど、もう二度目は無理なはず。
なにより、エンジンガードの根元部分にクラックが入ってしまっている。
切れてる

さらに、あらぬ方向へ曲がってしまったエンジンガードを
フレームとジョイントしている部分のボルトは
ぐにゃりと曲がってしまってる。
ぐにゃり

どうにもリペアの方法がないと悟り、ナオサンに電話。
一瞬の間の後、
「なんかあった…?」と心配げに尋ねるナオサン。
ダートでコケたというと、いい経験したね、と。
さすが、強者は言うことが違う。
ざっと状況を説明して大型エンジンガードひとつをオーダー。

ひどく高く付いた阿蘇のお蕎麦。
あの場合、どうすりゃよかったのか…。
もっとゆっくりそろそろと行くべきだったか。
手前にバイクを停めて歩けばよかった?
今となってはどうにも取り返しが付かないけれど、
ダート走行をちゃんと練習しておきたくなったことだけは
確かだった。


夕食は気を取り直して。
伯父が玄海で買ってきてくれた天然の真鯛とワタリガニを
カルパッチョと、茹で蟹、ブイヤベースにして堪能。

次の日の夜はもう船上の人に。
楽しい日々は、実にあっけなく過ぎていくのだった。


走行距離0km

| 帰省ツー | 19:17 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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帰省ツー3日目:島根県益田~角島~福津 「☆バイクでツーリングに行こう=3=3(4034)」

3日目の朝…。

スッキリと目覚めて部屋のブラインドを上げてみる。
が、なぜかそこには漆黒の闇。

はっ??

思わず声にしてしまう。

ひょっとして一日以上眠ってしまったのか…?

キツネに摘まれたような気分でケータイの待ち受けを見る。
「22:25」
混乱するアタマで日付を読む。
「9/7 SUN」



餃子&ビールで心地のよい眠りに落ちたのが
恐らくは午後8時。

連日3、4時間の睡眠で事足りてしまっているせいか
たっぷり眠ったはずがまだ同じ日の午後10時半だったのだ。

出かけようと思えばいつでも行けてしまうほど
アタマもカラダもクリアなのに
これから朝までなにしよう。。。

ベッドに横になりながら
友人にメールなど打つうちに、
しかしあっけなく再び眠りに落ちる。
口ほどにもないヤツとは私のことだ。


やっと本当の朝がきて。

6時45分にならないと始まらないモーニングバイキングはパスして、
信じがたい日持ちのワケを
未だ本気では信用していないヤマザキランチパックと、
野菜不足を補うべく旅の間頻繁に飲んだ野菜ジュースで朝ご飯。

日本海沿いの191号を西へいく。
が。
そろそろ給油しなくてはならない状態なのに、
予定していたホテル最寄りのスタンドへ行くと7時開店の看板が。
45分も待たなくてはならない。
前日チェックインまであんなに時間があったのに、
入れておかなかったことを激しく後悔。

地図を眺め、あらかじめ書き込んできた
その先のスタンドまでの距離と、
WOOが走ってくれそうな距離を計算。

定かじゃないけど走れそうな感じがしたので
そのまま続走。
人一倍焦るわりに、対処がひどくアバウトな自分を
いまさらながら認識する。

海岸線に付かず離れずの191号。
海の景色が途切れると、田園風景が現れる。
山口田園風景
黄金色に色づいた稲穂が重そうに頭を垂れ、
薄い雲が遠くの山間にたなびいている。
まさに日本の原風景を見た思い。

再び日本海に戻れば朝の清々しい潮風が吹く。
20℃をやっと越えるくらいの気温の中、
ここも通行量が少なく快走が続く。
阿武の道の駅
北長門海岸国定公園に指定されていてるこのあたりは
絶景を眺めながらひどく贅沢な走りが楽しめる。
青い海と大小の浮島が美しい。

やがて8時を過ぎるころには萩の町に入る。
CMで仲間由紀恵が「おいでませ」といざなった山口県の萩は
以前大好きな萩焼の窯元を訪れて以来心惹かれている。

白壁が続く古い家並みや萩城のあたりは、
江戸時代の地図のまま今に残されている。
萩城下

件のキャンペーンの甲斐もあってか、
朝早いにもかかわらず、
ガイドに連れられてそぞろ歩く団体旅行客があちこちに。

もっと遅い時間だったら人気のない街並みを撮るのは
難しかったかもしれない。

萩を出てからは予定外の「萩・三隅道路」へ。
頻繁に崖崩れが起きる危険な峠道の代わりに
今年のはじめにできてばかりの無料バイパス。

急ぐ旅ではないのに
さらなるショートカットをしてしまった。



だけど、実は気持ちは逸っていた。
今回の旅のひとつめの目的地、角島を目前にして、
すでに気持ちはウルトラにハイだった。

右折の目印になっているローソンを曲がり、
細く曲がりくねった生活道路を抜け、
その優美で美しい角島大橋をついにWOOと走る。

某輸入車のスローガンではないけれど、
これ以上の「駆け抜けるよろこび」があるだろうか。

クルマで訪れたあの日に思い描いた通りの光景が
ヴィジュアライズされている。

角島で美しいのは橋だけじゃない。
島を取り巻く海もまた、海外リゾートを彷彿とさせる
コバルトブルーに染まっていて、白い砂浜と相まって、
見とれるほどに美しい。
角島の海とWOO

早めのお昼をいただこうと
島を半周して着いたしおかぜの里角島

イカカレーのメニューが掛かった飲食コーナーは
どこか閑散としていてそそられない。

大自然というハードはピカイチなんだけれど、
観光というソフトはいまひとつ。
ちなみに210円と、とってもお安いソフトクリームは、
あろうことかワカメだし。

やれやれと、ミネラルウォーターを飲みながら
ぼんやりと海を眺める。
one love
照りつける太陽と蒼すぎる海、白い砂、穏やかな風。
自然に口ずさんでた「One Love」。
角島は日本で一番ラスタなスポットかもしれない。

…と、鼻歌混じりで駐車スペースへ向かうと、
WOOの隣りに一台のバイクが。
近づくに連れ、そのバイクのフォルムがWOOとウリ双子なのが
見て取れる。

兄弟か?

オーナーさんに軽く会釈しながら近づいて、
間近で目をやるとなんとW1だった。

初めて見る生W1に、ちょっと感動。
しかもこんなところで。

整備もすべて自前でやっているので、
微細な調子の変化もすぐにわかると目を細めるその方は、
広島から秋吉台を回ってきたのだとか。

W1といっしょに
写真を撮らせていただいた上に、
最後まで手を振って見送っていただいた。


そうして名残惜しい限りの角島に別れを告げる。
もちろん、また来ることを誓って。
角島大橋


その後は、いよいよ極まった空腹を抱えて、
さらにペースは上がる。
191号から幡生を経て下関ICから1日振りの中国道へ。

乗ってすぐの壇ノ浦PAでやっとお昼にありつく。
壇ノ浦丼
イカそうめんの上に、なぜかサーモン。
生姜入りのだし醤油をかけていただく。
昨日の漁師風御膳は初日の鰻重の1/2、
そしてこの日は漁師風御膳の半額。
日に日に安価になっていくランチってどうなの。
でも、この丼、お刺身は普通だけど、
海苔が抜群に美味だった。
…それもどうなのよ。

やっと落ち着いて記念撮影。
関門橋お約束のアングルで。
関門橋とWOO

ちなみに壇ノ浦PAがあるのは中国道下りのみ。
本州最西端のPAとなる。
ここには去年ファミリーロッジができた。
実家が近い私が利用することはないと思うけれど、
ひとりでも5,000円程度で宿泊可能だし、
設備も申し分ないので利用価値は高いかもしれない。
関門海峡の眺めも楽しめる。


汗が引いたTシャツに、再びジャケットを羽織って
いざ、九州へ。
実質ほぼ終焉を迎えつつあるソロツーは、
なんだかちょっぴり物足りない。

3日なんてあっという間だ。
しかも半分以上は高速道路。
あまりに無事過ぎてつまらないなんてことは
口が裂けてもいえないけれど、
要はもっと走っていたいという想い満々。

とはいえ、早く両親をホッとさせることも目的のひとつ。
ガラ空きの九州道をかっ飛ばして、
あれよのうちに実家着。

シャワーを浴びてビールを煽ったのは、
まだ日も高い3時前だった。


懸案のパーキングについては、
父の構想がすべて実行不可能だったため
敢えなく門扉の外に置くハメに。
うちのまえが緩いスロープになっていることでも
自由度を大きく制限された。


走行距離272km

| 帰省ツー | 19:14 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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